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安田記念(GI、東京芝1600メートル、7日) ウオッカ 連覇へ向け、豪快デモ

 周囲のわずらわしい声を自らの力でシャットアウトして、ウオッカは新しい地平を目指す。

 期待外れの結果に終わった3月のドバイ遠征を受けて、「昨年がピークだった」とか、「牝馬は一度終わると立ち直れない」とか、トレセンの事情通の間では限界説がまことしやかにささやかれた。しかし、帰国初戦となったヴィクトリアマイルは圧巻以外の何ものでもなかった。好位からあっさり抜け出し、2着ブラボーデイジーに7馬身差。レコードから0秒4差というスピードは、牝馬同士といった次元をはるかに超越していた。
 安田記念の連覇を狙うにあたり、気になるのはそんな激走の反動だが、清山助手は「ダメージはまったくない。昨年は初めてのドバイに馬が戸惑い、体が減って調整に苦労したけど、前走を見ても分かる通り、今年は余裕を持って乗り込んでいる。本当にいうことない」と笑みを浮かべた。

 その言葉を裏付けるように、中間の調整過程はハードだ。先週だけでも時計は3本。5月27日に栗東坂路で800メートル54秒6、ラスト1F13秒5、29日も坂路で57秒5、13秒7。さらに、同31日にはCWコースで5F65秒6、11秒2の好タイムをマークし、3頭併せで楽々0秒2先着と、牡馬でもこれだけの鍛練を積めるものではない。
 「元気いっぱいだね。海外の厳しい環境でもまれたことや、牡馬相手の超一流と戦ってきた経験がすべて実になっている。精神面でドッシリして、完成の域に到達した」
 大股でノッシノッシと厩舎回りを歩く姿には威圧感が漂っている。ヴィクトリアMからさらに強さを増幅させたようだ。
 ライバルのダイワスカーレットは引退したが、牝馬の時代を終わらせるわけにはいかない。今後は国内戦にこだわって日本最強の座を徹底的に誇示していく。
 「ここも豪華なメンバーがそろったけど、その中で中心にいられるのはすごいこと。もちろん期待に応えるだけの最高のパフォーマンスをお見せできると思う」
 ディープスカイが背中を追ってくる。だが、負けない。一世代下のダービー馬に、安田記念連覇で現実を突き付ける。

 【最終追いVTR】武豊騎手を背に、栗東CWで5F68秒4→53秒4→38秒6→12秒2。マヒオレ(古馬1000万)、ロッソネロ(3歳未勝利)を4馬身後方から追走。4角から徐々にピッチを上げていき、直線で内にもぐり込むとケタ違いの瞬発力を発揮。馬なりのまま中マヒオレを4馬身、外ロッソネロを6馬身切って捨てた。気配は申し分ない。

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