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橋本千春の勝馬ピックアップ!(10/9)毎日王冠、他

4回東京競馬2日目(10月9日・日曜日)予想・橋本 千春

☆東京11R「毎日王冠」(芝1800メートル)
◎7アンビシャス
○10ルージュバック
▲5ディサイファ
△2ステファノス、9ロゴタイプ
 天皇賞・秋の前哨戦(1着馬に優先出走権)。京都では、月曜競馬に京都大賞典(同)が行われるが、本番を見据えた各陣営の思惑が錯綜する。そうした点を踏まえたうえで、本命にはアンビシャスを推す。今年初戦の中山記念で強豪ドゥラメンテ相手にクビ差2着(上り33秒6はメンバー最速)、続く、大阪杯でキタサンブラックを撃破した内容は高い評価を与えられるからだ。春の最終戦、宝塚記念は悪夢の16着(デビュー以降、二桁負けは初めて)に終わっているが、敗因は引っ掛かったためと明らか。度外視して大丈夫だ。ここは、それ以来の実戦だが本番に反動が出ないように、抜かりなく仕上がっているハズ。陣営を信頼したい。乗り替わりもルメール騎手(コンビで3勝)なら全く心配無用。宝塚記念の雪辱を果たし、本番に大きく弾みをつける。

☆東京10R「テレビ静岡賞」(ダ1400メートル)
◎15プレスティージオ
○9サウススターマン
▲7アールプロセス
△2ビッグリバティ、6ラストダンサー
 地力強化の目覚ましい、プレスティージオでもう一丁いける。真骨頂は前走の香嵐渓特別。好位3番手から抜け出すと、2着馬を0秒5差突き放し子供扱いしている。勝ちタイム1分23秒6(ダ1400メートル)は、前日の準オープン特別より0秒2遅いだけ。スピードは昇級しても即通用する。<3003>と、まだ底が割れていない3歳馬でプラスアルファも大きい。

☆東京9R「六社特別」(芝1600メートル)
◎2ビップライブリー
○5ヒーズインラブ
▲9ロイカバード
△8ルナプロスペクター、10シングンジョーカー
 飛躍の秋を迎え素質開花した、ビップライブリーが2連勝を達成する。もともと、新馬戦を楽勝している素質馬でもある。秋初戦にその真髄を見せつけている。直線を向いてギアを上げると一気に加速、13頭をごぼう抜き(上り34秒2はメンバー最速)最後は0秒5差突き放す圧勝劇だ。勝ちタイム1分32秒6は4回阪神開催(8日間)を通じて最速だから凄い。これほどの馬にクラスの壁は皆無に等しい。

☆京都11R「オパールS」(芝1200メートル)
◎10ナックビーナス
○11アクティブミノル
▲2ジャストドゥイング
△5セカンドテーブル、8アットウィル
 3歳の新鋭、ナックビーナスをイチ押し。杉浦調教師は「心身ともに充実している。スプリンターズS(除外)に出走させたかった」と、残念がった。初の古馬混合重賞、キーンランドCでコンマ3秒差5着と好走した内容から、手薄なオープン特別ならチャンスは十分ある。京都も2連勝で葵Sを快勝している相性の良いコース。据え置きのハンデ51キロも強調材料だ。

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

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