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【ドラマティックレビュー:みやこS】新興勢力の代表はやっぱりレジェンド いざGI制覇へ

 ダート界の新星ローマンレジェンド、ジャパンダートダービーを制した3歳馬ハタノヴァンクール、GII・GIIIでは安定した力を見せているニホンピロアワーズといった馬が出走。GIジャパンカップダートへ向け、新興勢力代表馬決定戦といった構図であったが、この戦いを制したのはローマンレジェンド。斤量差があったとえはいえ、前走のエルムSでエスポワールシチーとの叩き合いを制した馬は力が抜けていた。最後の直線では前にニホンピロアワーズ、横にグレープブランデーに包まれる形になるも、馬群を割り6連勝。スマートファルコン、トランセンド、エスポワールシチーら近年の砂王にはなかった馬群を割る勝負根性と瞬発力。ダート界の新星と呼ばれるに相応しい勝ち方ではないだろうか。

 次走のジャパンカップダートではこれまでダート界を引っ張ってきた6歳馬トランセンド・テスタマッタ・ワンダーアキュートらと初対決、7歳エスポワールシチーとは同斤量で再戦することになる。ジャパンカップダートまで残すところあと約1か月。ローマンレジェンドは世代交代の引導を渡すことはできるのか楽しみに待ちたい。

 また、ダートの覇権争いを楽しむうえでは5日、川崎競馬場で開催されるJBCクラシックも見逃せない。JBCクラシックの見所はトランセンド・テスタマッタ・ワンダーアキュートら6歳馬たちが「現勢力」としての力を見せるかどうかだろう。6歳馬たちに立ち向かうのはローマンレジェンドに続く「新興勢力」、シビルウォーとソリタリーキング。シビルウォーは7歳馬にして本格化。前走はGI馬テスタマッタを退け、ソリタリーキングは重賞2連勝中と勢いに乗っている。この2頭が6歳馬たちと好勝負を演じれば、ローマンレジェンドのジャパンカップダート制覇の可能性も高まってくるのではないだろうか。

〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。今年度のおこづかい馬券の成績は現時点で回収率149%、プラス収支をキープ。Twitterのアカウントは「@minoru1202」。

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