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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(8/29新潟・8/30新潟)

 今週デビューの注目馬は、8月29日新潟第5R芝1600m戦に出走予定のエディクト。馬名の由来は「勅命。父名、母名より連想」。牡、鹿毛、2013年1月10日生。美浦・二ノ宮敬宇厩舎。父キングカメハメハ、母サンクスノート、母父サクラバクシンオー。生産は日高町・下河辺牧場、馬主は窪田康志氏。母は10年京王杯スプリングC(GII)の勝ち馬。叔母にはダート1800mで5勝を挙げ、OPクラスまでいったカシュカシュ(父アフリート)がいる。本場の前駆はまさに短距離馬といった造り。頸が太く胸前にはボリュームがあり、肩から上腕にかけても申し分ない筋肉量。前駆と比べると後駆は少し物足りなさがあるが、それだけまだ伸びしろがあるということ。使われる毎に良くなっていきそうなタイプ。なお、鞍上には田辺裕信騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、8月30日新潟第5R芝1200m戦に出走予定のアンナトルテ。馬名の由来は「オーストリアのチョコレートケーキ名。母名より連想」。2013年3月21日生。美浦・奥村武厩舎。父エンパイアメーカー、母クーヴェルチュール、母父ブラックホーク。生産は浦河町・富菜牧場、馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。愛馬会法人・ユニオンオーナーズクラブの募集馬で総額1500万円。母は07年キーンランドC(GIII)の勝ち馬。伯父には07年京王杯2歳S(GII)を勝ったスキップジャック(父メジロライアン)がいる。本馬はダートに良積があるエンパイアメーカー産駒ながら芝に適性がありそうな造り。繋ぎには柔らかさがあり、動きにも軽さがある。脚が長めで距離はマイルくらいまで持ちそうだ。なお、鞍上には北村宏司騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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