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『ラストマン』大泉洋の決めセリフに「モヤモヤ」痴漢巡る殺人事件の結末が物議

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大泉洋

 日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)の第4話が14日に放送され、平均視聴率が12.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第3話の12.0%から0.4ポイントのアップとなった。

 第4話は、ジョギング中の皆実(福山雅治)と吾妻(今田美桜)は突然倒れ込んだ男性と遭遇。その後、病院でその男性の死亡が確認され、死因が毒物によるものだと判明。さらに遺体の手には謎の紋章が刻印されていた。また心太朗(大泉洋)の調べで、同様の犠牲者が3人いることが分かり――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレあり。

 ​>>『ラストマン』、3話結末に大ブーイング「日曜劇場の悪いクセ」「台無し」芸人の役柄が物議<<​​​

 第4話では、大泉洋演じる心太朗の終盤のある決め台詞が、視聴者の間で物議を醸している。
 捜査により、被害者に付けられていた刻印は、痴漢冤罪被害者の会の会長・真鍋美雪(伊藤歩)が配布していた痴漢撃退スタンプだと判明。また真鍋の元には2週間ほど前、「撃退スタンプに毒針を仕込みました、これで多くの狼たち(痴漢)が死ぬはず」というメールが届いていたという。

 警察庁と皆実が会見を開き、「絶対に痴漢をしないでください。殺される危険があります」と呼びかけたところ、痴漢件数は激減。しかし、一命を取り留めた被害者から糸をたどって捜査していったところ、痴漢たちに毒針を刺していたのは真鍋本人だったことが発覚する。

 真鍋は自身の婚約者が痴漢冤罪により自殺したことから、同時間帯に電車に乗っていた人物を調べ上げてグループで痴漢を行うチームを発見。彼らにより自身の婚約者が冤罪をかけられたものだと断定して真鍋は毒針を刺して回っていたものの、実際には真鍋の婚約者も痴漢チームの1人で、痴漢は冤罪ではなかったことが判明するという展開に。

 自身の犯罪について、「事件が明るみに出た時に痴漢たちが殺される恐怖を感じればいいと思った」「これで少しでも痴漢が減れば本望です」と語っていた真鍋に、心太朗は「あなたがやったことは復讐でも世直しでもなんでもない! 痴漢と同じ、人を不幸にする行為でしかなかったんです」と突きつけた。

 しかし、この心太朗のセリフに、ネット上からは「いや世直しにはなってたのでは?」「復讐にはならなかったけど確実に世直しにはなったよね」「なんかモヤモヤする」「殺人罪だけど世直しだろ」「少なくとも無罪の人は殺してない」といったツッコミが集まっていた。

 殺人ではあるものの、結果的には「世直し」になってしまったこの事件。殺人を正当化させないための心太朗のセリフだったようだが、逆に疑問の声が集まってしまった。

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