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廃止となるTBS木曜午後9時のドラマ枠 後番組として「モニタリング」が2時間枠に拡大

 TBS木曜午後9時のドラマ枠が7月期をもって廃止されることが決まっていたが、後番組として、木曜午後7時56分〜8時54分にオンエアされている「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」を10月期から2時間枠に拡大することが明らかになった。

 「モニタリング」は12年10月に水曜深夜枠で放送開始。13年4月に現在の枠に移動し、ゴールデン帯に昇格した。3月26日放送の4時間スペシャルが、番組史上最高の平均視聴率14.4%(数字は以下、すべて関東地区)をマークしたことが評価されたもよう。ここ最近の視聴率は7月23日=9.1%、同2日の4時間スペシャルは第1部=13.1%、第2部=11.4%。6月25日の3時間スペシャルが10.4%とまずまず。

 MCはベッキーとブラックマヨネーズで、小泉孝太郎、笹野高史、ハリセンボン、木下優樹菜がレギュラーを務めている。スペシャルは別として、レギュラーで2時間枠のバラエティ番組は異例だ。

 TBS木曜午後9時のドラマ枠は「ザ・ベストテン」の後番組として、89年10月からスタート。09年4月から水曜午後9時に移動したが、10年10月に木曜午後9時に戻った。「HOTEL」「渡る世間は鬼ばかり」「3年B組金八先生」などのヒット作を生んだ枠でもある。

 しかし、近年は視聴率が低迷。今年に入ってからは、1月期の「美しき罠〜残花繚乱〜」(田中麗奈主演)が平均6.6%、4月期の「ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜」(大島優子主演)が平均6.5%。現在、放送中の「37.5℃の涙」(蓮佛美沙子主演)は6〜7%台で、2ケタには遠く及ばない。

 そもそも、バラエティはドラマに比べれば、制作費も安くてすむ。「モニタリング」がコンスタントに10%前後の視聴率を獲っていることを思えば、ドラマ枠廃止→「モニタリング」2時間化は無難な選択といえそう。

 TBSは3月いっぱいで、歴史ある月曜午後8時のドラマ枠も廃止しており、これで同局のドラマ枠は火曜午後10時、金曜午後10時、日曜午後9時の3本となる。

(坂本太郎)

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