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ハッシーの2021年クラシック戦線【牝馬編】

 2020年牝馬クラシック戦線は、デアリングタクトが無敗で3冠を制したが、2021年牝馬クラシック戦線がどう進んでいくのか、有力馬を中心に注目馬を紹介する。

【牝馬クラシック戦線】
 牝馬クラシックの最有力候補は言わずもがな、4戦4勝で阪神JFを制したソダシ。ソダシの武器は、操縦性とどんな馬場状態でも走れる適応力の高さ。道悪こそ経験はないが、時計のかかる洋芝の札幌2歳Sを制したと思えば、アルテミスSでは33秒9の上がりを使って勝利。しかも札幌2歳Sでは、1000m通過が59秒2というハイペースを4番手から抜け出して勝利しており、心肺機能の高さも見せた。桜花賞でも最有力になるだろうが、馬体の造り、走法からマイル~2000mあたりがベストと見ており、2400mのオークスが3冠で一番の難関となるだろう。阪神JF組では、2着のサトノレイナスはもちろんのこと、3着のユーバーレーベンがオークスで面白そう。阪神JFでは-14kgの馬体重であったが、細いといった印象はなく、仕上げたといった印象だった。それでも未完成な部分が多く、それでメンバー中最速の上がりを使って勝ち馬ソダシからハナ+クビ差の3着だからポテンシャルは相当なもの。血統的にオークス向きで、成長次第では大仕事をやってのけるかもしれない。大物候補はレフトゥバーズ。新馬戦を勝ったばかりだが、驚きだったのはその瞬発力。残り400mあたりから追い出されると、あっという間に先頭に立ち突き抜け、残り100mあたりからは持ったままで2着馬に0秒6差。

 それも上がりは次位よりも1秒0速い最速の脚を使っており、かなりのポテンシャルを秘めている。現行勢力をまとめて負かすなら本馬かもしれない。他の路線からリフレイム。デビュー戦から破天荒なレースぶりで注目を集めた本馬。2連勝で臨んだ京王杯2歳Sでは、初めて揉まれる競馬となり力を発揮できず5着。それでもエンジンが掛かってからの脚は見どころがあり、やはり力があると印象付けた。ただ、距離はあまり延びない方が良い印象で、桜花賞からNHKマイルCのローテーションが良さそう。隠し玉には未デビュー組からエクランドール。フィエールマンの全妹で、非常にバネがあり、オークスに間に合えば面白い一頭だ。

<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。

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