大阪Yes THEATERで開催されたワンマンライブ大阪公演は、メンバーカラーのオフィシャルTシャツとマフラータオルを身に付けたエレメンター(ファンの総称)が集まり、開演前から熱気に包まれていた。開演時間になると、Doll☆Elementsのライブでは恒例のオープニング映像がスタート。今回のワンマンライブのタイトル“Doll Pop”とは何かと書かれた紙が貼ってある部屋が現れると、突然レイザーラモンRG扮するマイケル・チャクソンが登場。驚きと笑いに会場が包まれる。メンバーとの小気味よい掛け合いでPOPの神髄を伝えるマイケル・チャクソン。その教えを理解したメンバーが映像から舞台に登場。Doll☆Elementsとしては初となるメンバーのソロダンスからライブがスタート。発売したばかりの「Dear future」で最初の曲から会場内のテンションがマックスに。それに呼応するかのごとく、メンバーもシングル曲を畳みかけ、お立ち台にも上って会場を煽っていき、ライブで盛り上がる楽曲を次々と披露していく。
定番のMC企画コーナーでは、大阪ならではの「ロシアンたこ焼き」を実施。五個のうち一つだけからしが入ったたこ焼きを食べたメンバーが負けという、単純明快な企画。結果、小島瑠那がからし入りを食べ思わず舞台袖に逃げ込む一幕も。メンバーの素の姿が垣間見えるコーナーに会場は大盛り上がり。5/29の東京公演での企画コーナーはどんな企画でどんな表情を彼女たちが見せるのか、期待が膨らむ。
ライブ後半線も彼女たちならではの、お人形目線でのキラキラ可愛い楽曲や、お人形アイドルらしからぬセクシーな楽曲などバラエティに富んだセットリストが披露される。約2時間半の公演中、お人形を着せ替えるかの如く衣装が全7着8回変わり、彼女たちの早替えもステージ上での一瞬の早替えに進化、会場からは感嘆の声があがるなど必見だ。新曲や新衣装、新しいミュージックビデオも披露された後、最後のMCでは6月のファン感謝ライブイベントと、リーダー権田夏海の生誕祭が発表され、ファンからの温かい拍手の中、公演時間の長さを感じさせない演出盛りだくさんの充実した大阪公演となった。
そんな彼女たちは、今回のワンマンライブの東京公演を5月29日にEX THEATER ROPPONGIにて開催。チケットは各種プレイガイドで一般発売中。まだDoll☆Elementsを見た事がないという方も指定席で安心して観覧出来るので是非「Popとは何か?」を体感しに訪れてみては。タオル曲やペンライト曲での盛り上がりも必見。ライブに訪れる方は準備して参戦しよう!