高代延博
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スポーツ 2020年10月11日 11時00分
阪神・原口、“2度目”のミラクルにファン驚愕!「あんな打球は初めて見た」イレギュラーな軌道を描くワケは
6日にマツダスタジアムで行われた阪神対広島の一戦。試合は「4-4」で両チーム引き分けとなったが、同戦に代打出場した阪神・原口文仁の打球がネット上のプロ野球ファンの話題を呼んだ。 >>阪神首脳陣に「いらんことせん方がいい」岡田元監督が苦言も、「1点でも多く取りに行くのは当然だろ」反発相次ぐ<< 注目のプレーが飛び出たのは、「1-3」と阪神2点ビハインドで迎えた8回表2死満塁の場面。ここで代打として打席に立った原口は広島2番手・ケムナ誠の2球目を強振するも、打球は三塁正面のライナーに。ところが、打球は空中で不規則に変化し、捕球体勢に入っていた三塁手・三好匠の右横を抜け左翼前に。左翼・野間峻祥が打球を処理する間にランナーが2人生還し、阪神は思わぬ形で同点に追いつく結果となった。 三直で万事休すと思われた打球が変化して同点打となったことを受け、ネット上には「何だ今の打球。シュート回転でもしたんだろうか」、「空中でイレギュラーしたみたいな打球だったな、三好は捕れなくても仕方ない」といった驚きの声が多数寄せられた。一部では「なんか前もこんな打球打ってなかったか?」、「原口はファールがフェアになったこともあるよね」といったコメントも見られた。 今回不規則に変化する打球を放ち、多くのファンを驚かせた原口。実は2年前の2018年シーズンにも、見る者をアッと驚かせる一打を放っている。 2018年5月15日、甲子園で行われた阪神対DeNAの一戦。4連敗中だった阪神は、4戦で計5得点と打線が低調。迎えた同戦でも5回まで無得点と重苦しい雰囲気が漂っていた。 そのような中、「0-0」と両チーム無得点で迎えた6回裏。DeNA2番手・エスコバーから2死満塁のチャンスを作った阪神は、ここで原口を代打起用。原口はカウント「1-1」からエスコバーが投じた内角高めの球を強振するもバットを折られ、打球も三塁ファールゾーンへの力ないハーフライナーとなった。 ところが、打った原口自身もファールと思い込み一塁へ走らなかったこの打球は、三塁後方付近で突然右方向にシュートするような変化を見せると、そのまま三塁線を越えフェアゾーンにポトリ。落下後も右方向へ切れるように転がった打球は、先制となる2点二塁打となった。 試合はこの一打が決勝点となり阪神が「2-1」で勝利したが試合後、当時の金本知憲監督は「どういう軌道でどこに当たったんだろうね」、三塁コーチャーとして打球を間近で見ていた高代延博コーチも「プロに入ってあんな打球は初めて見た」と阪神首脳陣は驚愕。一方、当の原口は「きれいなヒットではなかったんですけどフェアになってよかったです」と“結果オーライ”なコメントを残している。 2年越しに再び“珍打”を放った原口だが、打球が変化した要因はスイングの方法にあると思われる。原口は前回、今回のどちらも内角の球をバットの根元で強引に巻き込むようにスイングしているが、このスイングで強烈なシュート回転がかかり、右方向にスライスするような変化が生み出されている可能性はある。 なお、他選手では原口の同僚であるマルテも、同様のスイングで放った打球がスライスしながらファールゾーンからフェアゾーンに向かい、そのままスタンドインしたことが何度かあるが、このスイングについてマルテは日ごろの練習から意識していると過去に語っている。原口が意識しているかどうかは不明だが、意図的なスイングであれば相当ハイレベルな技術であるといえるだろう。 今回の一打について、試合後「何とかしたい場面で運も味方をしてくれました」と語っている原口。本当に偶然だったのかどうかは本人のみぞ知るところだが、どのような形であれチームを救う一打となったことは確かだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年08月23日 17時00分
ギャンブルプレーじゃない! ロッテ・鳥谷、チームを救う“神走塁”は過去にも、正確な判断力は未だ健在?
20日にZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ対ソフトバンクの一戦。試合は「5-4」でロッテがサヨナラ勝ちを収めたが、そのサヨナラ劇を呼んだのがプロ17年目のベテラン・鳥谷敬の走塁だった。 「4-4」と両チーム同点の延長10回裏2死一塁から代走で出場した鳥谷は、後続の四球により二塁へ進塁。ここで迎えた佐藤都志也がソフトバンク・椎野新から四球をもぎ取るが、椎野がフルカウントから投じた6球目のフォークボールがワンバウンドの暴投となった。これを見た鳥谷は一気に三塁を蹴って本塁に突入。椎野のタッチをかいくぐって生還し、劇的なサヨナラ勝利をもたらした。 >>ソフトB・工藤監督に「今シーズン最低の采配」批判噴出 池田氏も苦言「代え時が遅かった」、不可解な継投策に反発相次ぐ<< 代走からチームの勝利を呼び込んだ鳥谷の好走塁を受け、ネット上には称賛の声が多数挙がった。一部では「WBCの時のような神走塁だ」、「決死の走塁で勝利に貢献って言うのはWBCを思い出すなあ」といったコメントも見られた。 これまで阪神(2004-2019)、ロッテ(2020-)でプレーし、昨シーズンまでに「.280・138本・822打点・2085安打」といった数字を残している39歳の鳥谷。阪神時代の2013年には侍ジャパンの一員として第3回WBCに参加しているが、同大会では今も多くのファンに語り継がれるプレーを披露している。 2013年3月8日、東京ドームで行われたWBC第2ラウンド・日本対台湾戦。負ければ敗退となる大一番に臨んだ日本だったが、8回終了時点で「2-3」と1点ビハインドの苦しい状況。同戦に「9番・三塁」でスタメン出場した鳥谷は、犠打を2つ決めたもののヒットは打てていなかった。 迎えた9回表、日本は1死から鳥谷が四球を選んで出塁するも、続く長野久義が中飛と続けず。2死一塁の場面で打席に入った井端弘和がアウトになれば敗北という窮地に追い込まれたが、鳥谷はなんと初球から二塁への盗塁を敢行。これが際どいタイミングでセーフとなり同点のチャンスが生まれた。 すると、この決死の走塁が流れを呼んだのか、打席の井端が左前に同点タイムリーを放ち日本は土壇場で試合を振り出しに戻す。その勢いで迎えた延長10回表に中田翔の犠牲フライで勝ち越した日本は、「4-3」と劇的な逆転勝利で台湾を下した。 試合後にチームの山本浩二監督が「本当にすごい試合だった」と話し、高代延博コーチも「あの盗塁がなかったら終わっていた。鳥谷に救われた」と絶賛した鳥谷の盗塁。しかし、決してアウトになることが許されない場面での盗塁だったため、当時のネット上には「セーフになったから良かったが、ああいうギャンブルプレーは褒められない」といった苦言も少なからず寄せられた。 だが、鳥谷は後年にあの場面の二盗はギャンブルではなく、走れるという根拠があった上でのプレーだったことを明かしている。鳥谷によると、試合前の時点で「相手投手が牽制は1回しかなくて、しかもクイックが早くない」というデータは把握していたといい、四球で出塁した際には一塁コーチャーの緒方耕一コーチともデータを再確認した上で「初球から行っていい」とGOサインをもらっていたとのこと。その直後に牽制されたことで連続の牽制はないと判断し、「腹をくくって」スタートを切ったという。 正確な状況判断でチームの勝利を呼んだ鳥谷だが、20日の試合でも好判断を見せている。暴投で転々としたボールをソフトバンク捕手・甲斐拓也がつかみ本塁に返球したタイミング的にはアウトだったが、鳥谷は本塁ベースカバーに入った椎野の体が自身から見て右方向に流れたため、左方向へ体をよじらせながら本塁へ突入。その結果、間一髪の差でタッチをかいくぐることに成功した。 今シーズンは「.118・0本・3打点・2安打」と、バットではなかなか結果を残せていない鳥谷。ただ、好走塁で勝利の立役者となった同戦をきっかけに、一気に調子が上向く可能性もあるのではないだろうか。文 / 柴田雅人
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