西純矢
-
スポーツ 2023年06月22日 11時00分
阪神・岡田監督、首位走るも優勝は厳しい? 交流戦は継投ミス頻発、選手への言動も不安要素か
5月30日~6月21日にかけて行われた今年のセ・パ交流戦。球団ごとに明暗が分かれる中、“暗”側に入ったのが岡田彰布監督率いる阪神だ。 今季の阪神は5月に球団最多タイとなる月間19勝をマークするなど開幕から好調。交流戦についても岡田監督は「(勝率)5割はあかんわ。パ・リーグもそんな強ないよ、はっきり言うて」と勝ち越しに自信をにじませたことが伝えられていた。ところが、迎えた本番はロッテ以外の5球団に負け越し、総合9位(7勝10敗1分)と不本意な結果に終わった。 岡田監督は交流戦終了後、「俺は借金3つでよういったと思うよ。はっきり言うて」と戦前からはかなりトーンダウンしたコメントを残したというが、5月に白星を荒稼ぎしたこともありリーグでは首位(38勝24敗2分)を堅持している。一見するとここまでは上々の戦いぶりに見えるが、岡田監督の指揮をあまり評価していないファンもいるようだ。 「阪神が苦戦をしいられた交流戦では岡田監督の采配ミス、特に継投策のミスが度々ファンの間で問題となっています。6月15日・オリックス戦では、同月8日・楽天戦で逆転サヨナラ弾を被弾するなど不調だった守護神・湯浅をなおも起用した結果、2本塁打を打たれあえなく逆転負け。同月17日・ソフトバンク戦では湯浅の代役守護神として2連投中の岩崎優を起用するも、岩崎は疲労の影響か3連投時の投球が芳しくないことが多い投手で、案の定3点を取られ逆転負けを喫しました」(野球ライター) 事前に練った戦略にこだわったことが裏目に出る試合が頻発している岡田監督だが、この特徴からか既に下落が始まっている成績もある。阪神はここまでセ首位をキープしている裏で、月間防御率が3、4月から6月まで「2.58→2.67→3.36」と右肩下がりにダウン。岡田監督の継投策によりブルペンにしわ寄せがきているという見方もできそうだが、前半戦も終わっていない段階でこの調子では、終盤の優勝争いは戦い抜けないという見方も少なくない。 また、一部ファンの間では采配面以上に、選手批判が目立つことについての不満が高まっている。岡田監督は第一次政権時代(2004-2008)から他球団監督と比較し、試合後や移動日に応じた取材でのコメントが多い指揮官。ユーモアあふれるコメントは第一次政権時代から人気を博しているが、その一方でふがいないプレーを見せた選手に厳しい姿勢を打ち出し物議を醸すこともしばしばだ。 チームが不調だった交流戦は特にフラストレーションがたまっていたようで、6日・楽天戦でボール球の空振りが目立ったノイジーに「立っとったら全部四球やんか、そんなん何十回目よ」と苦言を呈したり、9日・日本ハム戦で中継ぎ登板直後に一発を浴びた西純矢を「ああいうことするから中継ぎでずっと投げさせてるわけやんか、そんなん簡単なことやんか」と切り捨てたりしたことが伝えられている。岡田監督としては奮起を促す意味合いでわざとキツい言葉を使っている可能性もあるが、ファンの間では選手へのリスペクトに欠けている言動で、あまり行き過ぎるとチーム内の士気に関わりかねない事態になると不満を抱いているファンも多いようだ。 阪神は交流戦中に2位・DeNAに2.5ゲーム差まで肉薄されており、23日から始まる首位攻防3連戦の結果次第では首位陥落の可能性もある。仮に被3タテで首位を明け渡すようなことがあれば、岡田監督への風当たりもさらに強まることは避けられないだろう。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年06月20日 11時00分
阪神、次カードから再び下位に転落? 連勝ストップの裏で露呈した深刻な問題点とは
ちょっとミスが多すぎるような…。6月19日、矢野阪神の連勝が「5」でストップした。試合開始前、対戦相手のDeNAについて、こんな情報も聞かれた。今季、まだ一度も日曜日に勝っていない――。阪神の先発は好調の西純矢。交流戦で勢いづいた打線がDeNA先発の京山将弥を捉え、試合序盤で主導権を掴むのではないか、と予想されていた。 しかし、先にマウンドを下りたのは西の方だった。 「阪神が3点を先制し、その直後に西が崩れ、同点に追いつかれてしまいました。先制点は西のバットから生まれています。その後、走者として全力疾走もしているので、ピッチングリズムを崩してしまったのかも」(在阪メディア) 同日の阪神はおかしかった。「記録」に残らない失策、ミスがいくつもあった。 >>阪神・矢野監督に掛布氏が苦言、ファンから疑問の声「無策なら負けてた」 主砲・大山へのバント指示に賛否<< まず、スタメンマスクの坂本誠志郎だが、西のフォークボールを捕球しきれない場面がいくつかあった。また、8回一死三塁、ショートゴロの間に本塁生還を許してしまった。前進守備、バックホーム態勢を敷いていたのに、だ。 「バックホームの送球が少し一塁側に逸れたせいもありますが…。矢野燿大監督は細かくリリーフ投手を繋いでいく作戦でしたが、試合後半で出てきた投手の調子が良くありませんでした」(プロ野球解説者) 試合中、ブルペン担当のコーチが矢野監督にリリーフ投手の好不調を報告する。不振の報告を受けても登板させなければならない場面もあるが、イニングの途中から登板したのは2番手の浜地真澄と8回に4点取られた後の渡邉雄大だけだ。 「イニングの頭から投げるのは難しいことではありません。好不調の報告がきちんとされていたのかどうかを含め、ベンチワークの失敗です」(前出・同) こうした小さな取りこぼしが、連勝を止めたのである。 6月10日から始まった5連勝だが、改めて見てみると、完投ゲームが2試合。一発攻勢の大味な試合もあった。「打ってナンボ、投げて…」も阪神というチームの特徴だが、打撃好調の大山悠輔、先発陣を支える青柳晃洋、伊藤将司の勢いが止まったら、どうなるのだろうか。 試合後、矢野監督は「11残塁」という拙攻について聞かれ、こう答えていた。 「別に悪い攻撃じゃないと思うんで。あと一本出なかったけど、負ける原因というのもあると思うけど」 眉間に皺を寄せ、悔しそうな表情を見せていた。 1点ビハインドで迎えた6回裏、無死一、二塁の好機で、矢野監督は長打力のある糸井嘉男に代打を送った。代打・山本泰寛がコールされた瞬間、「送りバント」の作戦は球場全体に伝わっていた。なのに、山本が送りバントを失敗してしまった。 「糸井を打たせた方が良かった? いや、バント失敗は結果論。でも、この後、満塁にしたのに1点も挙げられませんでした。ベンチの雰囲気も悪くなってしまいました」(前出・同) この1敗は、ダメージが大きい。3位まで浮上したが、4位広島とのゲーム差はゼロ。次節でその広島とぶつかるが、また苦しい展開に逆戻りしてしまうだろう。(スポーツライター・飯山満)
特集
-
“プッツン”広末涼子病院で大暴れ 看護師に対する暴行容疑で現行犯逮捕
芸能ニュース
2025年04月08日 11時00分
-
オンラインカジノ問題 「ダイタク」の吉本大ら吉本芸人6人書類送検 「カジノレオ」の広告塔ヒカル、賭博幇助の追及しなくていいのか
芸能ニュース
2025年04月03日 13時15分
-
-
リュウジ「面白くない!」「BreakingDown」COO溝口勇児「さすがにこれはやりすぎ」 面白さを間違えたエイプリール失敗投稿
芸能ニュース
2025年04月02日 14時12分
-
石橋貴明「がんになってしまいました」 相方・木梨憲武からエール 芸能界、働き方改革で病名公表しやすく
芸能ニュース
2025年04月04日 16時35分
-
“瀬川”小芝風花、色気漂う純白の着物で「花魁道中」
芸能ニュース
2025年03月10日 16時30分