海外映画
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トレンド 2025年05月22日 18時54分
映画「サブスタンス」公式アカウントのポストが炎上 ポスト削除、謝罪も“正しく読まれず”批判集中
映画「サブスタンス」の公式アカウントが投稿したイラストに批判が殺到した。公式アカウントは謝罪し、X(旧Twitter)の当該ポストを削除するも、炎上は終わらない。同作品は、5月16日公開された、デミ・ムーア演じる落ち目となった中年のスターが、現在の体と若い体を一週間ごとに入れ替えられる薬を手に入れる。しかし、だんだん若い体だけでいようとして、おそろしい反動が起きるという作品だ。公式アカウントは、20日に「デミ・ムーア人生すごろく」という画像を投稿。16歳下の若い恋人に進められ酒に再び手を出す、娘の前でオーバードーズなど、過去のゴシップを取り上げており、およそ主演をリスペクトしていない内容のイラストとなっていた。Xでは主演を貶めるという指摘や敬意がないと炎上。公式アカウントは当該画像を削除し「弊社が企画しイラストレーターの方に依頼した内容が、作品の趣旨から外れ、デミ・ムーアさんの尊厳を傷つけるものとなってしまったことを深くお詫び申し上げます。ご指摘下さいました皆様ありがとうございます」(原文ママ)と謝罪。謝罪後も「日本の俳優だったら、そんな宣伝やらないでしょ」「PR下手くそすぎませんかね」「イラストレーターにどんな指示だしたんだろ」といった批判が続いている。謝罪に関しては、非を認め、イラストレーターにバッシングがいかないように矢面に立っている。怒りにわれを忘れたユーザーからは、そのあたりの部分は正しく読まれず「イラストレーターに罪をなすりつけている」と勘違いされた。よく読まず、脊髄反射で批判するとポイントがずれて、ただのひぼう中傷になってしまうし、恥をかくことになる。よく読まず批判している人たちも気が付けばいいのだが。
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芸能ニュース 2021年10月11日 08時00分
『ムーミン』作者の波乱万丈な人生、誕生秘話が映画に!「自分らしい生き方を貫いた」主演アルマも共感
8日、フィンランド大使館敷地内のメッツァ・パビリオンにて、日本でも1日より公開された映画『TOVE/トーベ』の公開記念イベントが行われた。 同イベントでは、フィンランドセンターのアンナ‐マリア・ウィルヤネン所長によるトーベさんの波乱万丈な人生の紹介、フィンコーポレーションの美甘小竹CEOによるトーベさんゆかりの地を巡るオンラインツアーの紹介、同作でトーベさんを演じる女優のアルマ・ポウスティのオンライン会見が行われた。 >>全ての画像を見る<< 同作は、世界中で愛される『ムーミン』を生み出したアーティスト、トーベ・ヤンソンさんの半生と、知られざるムーミン誕生の舞台裏を描く物語。文学、コミックス、舞台芸術、アニメーションなど、今日においても人気の高いムーミンのキャラクターたちは、いかにして生み出されていったのか。トーベさんの自身の人生のあり方とともに、その創作の秘密が明かされている。本国フィンランドでは公開されるや大絶賛、スウェーデン語で描かれたフィンランド映画としては史上最高のオープニング成績を記録。公開から約二カ月にわたり週間観客動員数ランキングで連続1位を維持するなどロングラン大ヒットとなった。更に第93回アカデミー賞国際長編映画賞フィンランド代表へ選出されたのをはじめ、数々の映画賞を席巻した。 アルマは、フィンランドで長く愛されるアーティスト・トーベさんを演じることに、「幸せで光栄でした。同時に、フィンランド人に愛されていてリスペクトされている方なので、非常にプレッシャーでもありました。しかし、演技を通してトーベさんの人生に触れ、真実がそこにあって強く生きていることを感じられてよかったと思います」と語った。 アルマの実の祖父は俳優として活躍、トーベさんとも交友関係があったという。自身とトーベさんの似ているところを問われると、「トーベさんは自由と人権に対して戦ってきたと思うんですが、自分に誠実で自分らしい生き方を貫いたという価値観に共感するところがあります。また、ジョークが好きなところも似ています」と答えた。 日本においても人気の高いムーミンのキャラクターたち。トーベさんの出会った実在の人物や自身を投影するなど、多彩な個性のキャラクターたちが口にする心に刺さるセリフも人気だ。アルマは好きなキャラクターについて、「自分の気分によって選ぶこともできるけど、一人だけを選ぶことはできず、全体が重要です。あまり知られていないキャラクターにもストーリーがあって、個性を出してくれているのが、トーベさんの凄いところです」と、関係性や世界観を愛しているようだった。 映画『TOVE』は、全国の映画館にて公開中。『TOVE/トーベ』出演:アルマ・ポウスティ、クリスタ・コソネン、シャンティ・ロニー、ヨアンナ・ハールッティ、ロバート・エンケル監督:ザイダ・バリルート2020年/フィンランド・スウェーデン 配給:クロックワークス(c)2020 Helsinki-filmi, all rights reservedhttps://klockworx-v.com/tove/