槇原寛己
-
スポーツ 2020年10月10日 11時00分
「いつまでグズグズ言ってるんだ」巨人コーチのヤジが大騒動に! 同僚は流血、藤田元監督も嘆いた衝撃の大乱闘
3日に神宮球場で行われた広島対ヤクルトの一戦。試合は「13-2」で広島が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが広島ベンチからのヤジだった。 「13-0」と広島13点リードの8回裏1死一塁。打席に立っていたヤクルト・青木宣親の左ふくらはぎに、広島2番手・菊池保則が投じた3球目が直撃。青木には代走が送られたが、続く山田哲人が打席に入った直後に広島ベンチから「いったれもう一発いったれいったれ」とヤジが飛んだ。 すると、これを聞いたヤクルト・森岡良介コーチが「もう一発はアカンやろオラ!当てといてなんじゃコラ!」と激怒し広島ベンチへ向かっていく。これをきっかけに両軍ベンチから選手・コーチが飛び出し、本塁付近で乱闘寸前のもみ合いに発展。しばらくして事態は沈静化したが、これを受け審判団は同戦を警告試合とすることを宣告した。 その後退場者などはなく試合は広島勝利で終了したが、ネット上には「相手へのリスペクトが無さすぎる、言った奴は厳罰ものだろこれ」、「コロナのリスクがある中でお互いが密集するようなこと起こすなよ」といった反応が多数寄せられた。一方、一部では「ヤジが引き金でここまで揉めるのは珍しくないか?」、「こんなパターンで乱闘寸前の騒ぎになるのは初めて見たかも」といったコメントも見られた。 >>ヤクルト捕手が「なに走っとんねんコラ!」と激怒! 連続死球で報復し退場、“不文律破り”が招いた乱闘劇<< 一般的に試合中の乱闘やもみ合いは、投手の死球に打者が激昂しマウンドに向かっていくことがきっかけで起こるケースが多い。ただ、過去には今回と同じく、ベンチ内から飛ばされたヤジがきっかけで大乱闘に発展した試合がある。 1990年5月24日、ナゴヤ球場で行われた中日対巨人の一戦。同戦は2回に巨人が1点を先制したが、その裏に中日が2点を取り逆転。すると、3回表に巨人が5点を取り再逆転するなど、シーソーゲームの様相を呈していた。 事件が起こったのは、中日が4点を追いかける3回裏2死三塁の場面。巨人先発・槙原寛己の球が、打席に入っていた中日・バンスローの顔面付近を通過。これを受けた中日・星野仙一監督は審判団に槇原の危険球退場を訴えたが、この時巨人・松原誠コーチが星野監督に「あそこを狙うのは当たり前。それが分からないのか。いつまでグズグズ言ってるんだ」と自軍ベンチからヤジを飛ばした。 星野監督と言えば、中日(1987-1991,1996-2001)、阪神(2002-2003)、楽天(2011-2014)の3球団で指揮を執る中で通算6度の退場を記録した血の気の多い監督。当然、松原コーチのヤジにも「なんや!出てこい!もう一度言ってみろ!」と激怒し巨人ベンチに詰め寄った。 これを受け中日ベンチからも選手・コーチが一斉に飛び出し、巨人ベンチ前で両チームが入り乱れて押し合いへし合いの大乱闘に。星野監督は制止に入った巨人投手・水野雄仁にビンタを食らわし、さらに止めに入った原辰徳をどなりつけるなど大暴れ。また、その裏では中日助っ人・ディステファーノが巨人・江藤省三コーチの顔面を殴り、江藤コーチが口元から流血する一幕もあった。 巨人・藤田元司監督が星野監督に謝罪したことで事態は収拾したが、審判団はディステファーノに対し暴力行為による退場を宣告。星野監督は「松原も退場させろ」と14分にわたり猛抗議したが、結局松原コーチは退場とならずに試合は再開された。 その後試合は「10-8」で巨人が勝利したが、星野監督は怒りが収まらなかったのか報道陣に何も語らず。一方、巨人側は藤田監督が「お互いに言葉のやりとりだけで感情的になって…」と両チームの行いを恥じる一方、松原コーチは「オレは関係ない」と自身の非を認めなかった。 20年前と同じくヤジをきっかけに大騒動となった今回の広島対ヤクルト戦だが、試合後ヤクルト・高津臣吾監督、広島・佐々岡真司監督は共に内容について明言を避けており、誰がヤジを飛ばしたのかは分からないまま手打ちの状況となっている。ただ、ヤジを飛ばしたのが誰であろうと、コロナ禍の現状で両チームが密集する状況は避けるべきだったのかもしれない。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年08月22日 11時00分
ヤクルト・小川のノーノーで話題になった“最後の完全試合” 槇原が明かしたまさかの裏話も、長嶋監督を唸らせた26年前の大記録
15日に行われたヤクルト対DeNAの一戦。試合は「9-0」でヤクルトが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがヤクルト・小川泰弘のノーヒットノーランだった。 同戦に先発した小川は、初回から7回まで1本のヒットも許さない快投を披露。8回に四球、味方のエラーで無死一、二塁というピンチを迎えるも、後続を空振り三振、右飛、遊ゴロと打ち取りピンチを脱出。その後迎えた9回は3人で締め、見事に史上82人目(93回目)となるノーヒットノーランを達成した。 >>ノーヒットノーランのはノーラン・ライアンが起源? 張本氏の持論に視聴者猛ツッコミ<< 昨シーズンのソフトバンク・千賀滉大(2019年9月6日・ロッテ戦)、中日・大野雄大(9月14日・阪神戦)に続く快挙を受け、ネット上には「今年もノーノー見れるなんてファンとしては凄くラッキー」、「もしかしたら今シーズンあと1回くらいは出るかな」といった反応が多数寄せられた。一部では「26年出てない完全試合との落差が凄いな」、「ノーノーはもちろん凄いけど、そろそろ槙原以来の完全試合も見てみたい」といったコメントも見受けられた。 今回の小川を含め、ここ10年で10人(ポストシーズン含む)が達成しているノーヒットノーラン。一方、四球やエラーを含め1人のランナーも許さずに勝利することが条件の完全試合は、1994年シーズンに巨人・槙原寛己が達成したのを最後に26年間も出ていない。 1994年5月18日に行われた巨人対広島の一戦。前年まで2年連続で2ケタ勝利を達成していた槙原は、試合前まで3勝1敗と順調な滑り出し。4勝目をかけて迎えた同戦も借金4の5位に沈む広島打線に対し序盤の3回をパーフェクトに抑え、味方打線も5点の援護を槙原にプレゼントした。 すると、大量援護に守られた槙原は勢いに乗り、その後8回まで完全試合を継続。5回に広島・金本知憲の投ゴロを一塁へショートバウンドで送球してしまう場面があったが、それ以外は危なげなく広島打線を抑え続けた。 そして迎えた9回、槙原は相手打者を中飛、三ゴロ、一邪飛と打ち取り見事史上15人目(15回目)の完全試合を達成。達成の瞬間観客から大声援が沸き上がり、槙原の元にはグラウンドやベンチ内から巨人選手が殺到。まるで優勝を決めたかのような雰囲気の中で槙原は祝福された。 試合後に報道陣の取材に応じた槙原は、「夢の中にいるみたいだった。投手をやっていて良かった」と感無量。また、巨人・長嶋茂雄監督が「1球たりとも遊び球がなかった。球が低めに行っているし伸びていた」、広島・三村敏之監督も「切れが今までになく良かった。特にスライダーが抜群でフォークも落ちていた」と槙原を称賛したことも伝えられた。 この試合を最後に現在まで出ていない大記録を達成した槙原だが、実はまさかの理由がモチベーションになっていたと、2012年8月27日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)で明かしている。槙原によると、試合2日前に遠征先で門限を破ってしまった槙原は、チームのマネージャーから「罰金5万円+1カ月外出禁止」というペナルティを科せられたという。 外出禁止がどうしても耐えられなかった槙原は、マネージャーに処分内容の見直しを直訴。そこで「プロなら試合で結果を出せ」と言われ奮起したことが完全試合につながったといい、達成直後はうれしさと同時に「明日から外出できる」と安どの気持ちもあったという。 平成初にして唯一の達成例になった槙原の完全試合。26年の月日が経ち元号も平成から令和へと移ったが、次の達成者が現れるのは果たしていつになるだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年08月04日 20時30分
コーチ指令に「ちょっと無視だ」 実はあまり投げたくなかった? 元巨人・斎藤氏が『10.8決戦』の裏話を告白
元フジテレビアナウンサーでフリーの田中大貴アナが3日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元巨人で野球解説者の斎藤雅樹氏がゲスト出演。今も多くのファンの間で語り継がれる『10.8決戦』について言及した。 『10.8決戦』は1994年10月8日の巨人対中日戦のことで、勝った方が優勝となるシーズン最終戦の大一番。「6-3」で巨人が勝利しリーグ優勝を決めている。斎藤氏は同戦に2番手で登板し「5回1失点・被安打3・5奪三振」で勝利投手になっているが、今回の動画では登板前後の裏話を明かした。 >>二軍落ちの巨人・澤村に「全て間違っていた」 堀内元監督が“クビ”を危惧、「今更何言っても変わらない」と辛らつな意見も<< 同戦2日前の試合に先発し、6回を投げていた斎藤氏。そのため、中1日で迎えた最終戦はベンチ入りしたものの出番があるとは思っておらず、同じくベンチ入りした宮本和知(現巨人一軍投手チーフコーチ)と「大丈夫ですよ、僕たちには(出番は)回ってきませんよ」という会話もしていたという。 ただ、いざ試合が始まると止めたバットに当たった打球やバットを折りながら放った打球がヒットになる場面が中日側の攻撃で何度があったことから、ブルペンで肩を作りながら「雰囲気がいつもと違うぞ」と感じていたとのこと。また、初回から1アウトを取るごとに球場からどよめきや歓声が起こったため、「(試合は)そんなまだまだなのに…普通にアウト取っただけじゃん…」と困惑した心境だったという。 そんな状況で迎えた2回裏、「0-2」と2点リードの巨人は先発・槇原寛己が同点に追いつかれなおも無死一、二塁というピンチを招いたが、ここで巨人ベンチは斎藤氏への継投を決断。ところが、コーチから名前を呼ばれた斎藤氏は「『ええ!?』と思って、『いや、ちょっと無視だ』と(投球練習を続けた)」と、聞こえないふりをしてなんとか登板を回避できないかと画策したという。 しかし、直後に再びコーチに呼ばれ「行けるか?」と聞かれ「『行けるか?』と言われて『行けません』とは言えない」と腹をくくったという斎藤氏。槇原が招いたピンチを無失点で切り抜けると、その後6回まで1失点で投げ抜いた。ただ、登板中はベンチに戻るたびに「もう終わりだな」、「もうそろそろいいんじゃないかな」と思う一方、首脳陣は「いやまだだ!もう1イニング行け!」となかなか自身を降ろしてくれなかったと笑いながら語った。 今回の動画を受け、ネット上には「あの試合は確かに異様な雰囲気だった、視聴率もすごいことになってたはず」、「コーチを無視してたのは知らなかった、百戦錬磨の斎藤でも投げたくないって気持ちだったのかな」、「信頼されてるからこそロングリリーフで起用されたんだろうけど、優勝決定戦で中1日は相当キツかっただろうな」、「優勝決定戦って状況じゃなければ、槇原が崩れて斎藤に回ることも無かったのかもしれない」といった反応が多数寄せられている。 プロ野球中継史上最高の視聴率「48.8%」(ビデオリサーチ調べ/関東地区)を記録するなど、日本全国からの注目が集まった『10.8決戦』。19年間の現役生活で通算180勝をマークし、沢村賞3回(1989,1995-1996)など数々のタイトルを獲得した斎藤氏でも気おされるほどの緊張感、緊迫感がうず巻いていたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について田中大貴アナの公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC95Lxy4H7OA0w-bVzIvFyzg
-
-
スポーツ 2020年06月12日 06時30分
新庄剛志が巨人の目論見を粉砕! 常識外れの打撃に長嶋監督もあぜん? 計算づくめで呼び込んだ敬遠球サヨナラ打
6月19日の開幕に向け、2日から各地で練習試合が行われている今シーズンのプロ野球。練習試合では選手の調整機会を確保するために、「後攻チームが勝っていても9回裏を行う」、「投手への代打をDHとする」といった、普段の公式戦ではあり得ない特別ルールが採用されることも多くなっている。 横浜スタジアムで4日に行われた楽天対DeNA戦では、特別ルールにより「先攻DeNA・後攻楽天」という通常とは真逆の形で試合が行われ、後攻の楽天が敵地なのにサヨナラ勝ちを収めるという珍事が起こっている練習試合。今から約20年前のこの時期には、この楽天対DeNA戦を上回る異例のサヨナラ劇が起こった試合がある。 1999年6月12日、甲子園で行われた阪神対巨人の一戦。「4-4」と両チーム同点のまま迎えた延長12回裏、阪神は1死一、三塁と絶好のサヨナラ機を演出。ここで打席には同戦で3安打、8回裏には同点ホームランも放っていた新庄剛志が入った。 新庄がここまで猛打賞を記録していたことやベースが1つ空いていたことを考慮した巨人ベンチは、新庄を敬遠し勝負を避けることを選択。この回からマウンドに上がっていた巨人・槙原寛己は、指示通りに1球目を外角のボールゾーンへ投げた。 しかし、槙原が続けて投じた外角への2球目を、新庄は思い切り踏み込みスイング。打球が三遊間を転々と抜けていく間に三塁ランナーがホームインし、試合は「5-4」で阪神がサヨナラ勝ち。敬遠球を打つというセオリー無視の打撃が生んだまさかの結末に球場から大歓声が沸き上がる一方、打たれた槙原や巨人・長嶋茂雄監督はあぜんとした表情のままグラウンドを後にした。 現在でもしばしば“球史に残る名場面”として取り上げられるこの一打。ただ、新庄は単なる思いつきではなく計算して敬遠球を打ったと、2020年4月16日放送の『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)の中で明かしている。 新庄によると、同戦の3日前の試合で敬遠された際に「これは打てるな」と思い翌日から敬遠球を打つ練習をしていたといい、当時の野村克也監督もこの練習を見ていたとのこと。その後、同戦で新庄が打席に入る前に「敬遠球を打ちたい」と目でアピールしたところ、野村監督が了承してサインを出してくれたため練習の成果を発揮するに至ったのだという。 予想外のサヨナラ打で注目を集めた新庄は、試合後のヒーローインタビューでも注目を集めている。インタビューの中で新庄は「明日も勝つ!」とファンに高らかに宣言したが、同戦が行われた6月のチームは翌13~30日の11試合で「3勝8敗」と低迷した。また、新庄は同年9月10日巨人戦後にもヒーローインタビューで「明日も勝つ!」と口にしたが、チームは翌日からまさかの12連敗を喫している。 今回取り上げたサヨナラ打をはじめ球界に様々な話題を提供した新庄は、昨年11月12日に自身のインスタ、公式ユーチューブチャンネルを通じて現役復帰を宣言し再び話題となっている。宣言以降は居住するインドネシア・バリ島でNPB入りに向けトレーニングを継続しつつ、自身の公式インスタグラムでしばしば生配信を行うなどファンとも交流。また、練習量を増やすことを目的に、新型コロナウイルスの影響を考慮しつつ日程が決まれば日本に帰国することも4月28日に伝えられている。 5月上旬には、3球団が獲得に向け調査を行っているとも伝えられている新庄。NPB復帰が実現すれば、今回の敬遠球サヨナラに匹敵する話題を集めることになりそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ
「いつまでグズグズ言ってるんだ」巨人コーチのヤジが大騒動に! 同僚は流血、藤田元監督も嘆いた衝撃の大乱闘
2020年10月10日 11時00分
-
スポーツ
ヤクルト・小川のノーノーで話題になった“最後の完全試合” 槇原が明かしたまさかの裏話も、長嶋監督を唸らせた26年前の大記録
2020年08月22日 11時00分
-
スポーツ
コーチ指令に「ちょっと無視だ」 実はあまり投げたくなかった? 元巨人・斎藤氏が『10.8決戦』の裏話を告白
2020年08月04日 20時30分
-
スポーツ
新庄剛志が巨人の目論見を粉砕! 常識外れの打撃に長嶋監督もあぜん? 計算づくめで呼び込んだ敬遠球サヨナラ打
2020年06月12日 06時30分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分