スポーツ 2020年10月20日 11時30分
オリックス張奕の好投で“宿敵”西武に3年ぶりの勝ち越し!
先週のオリックスは1勝しか出来ず、接戦をモノに出来なかったゲームが多く、借金を「21」に増やしてしまった。<オリックス戦績 10月13日〜18日>対福岡ソフトバンク大阪・京セラドーム大阪10月13日●オリックス(山本)0-2(笠谷)福岡ソフトバンク○10月14日●オリックス(山崎福)0-4(千賀)福岡ソフトバンク○10月15日●オリックス(田嶋)4-9(石川)福岡ソフトバンク○対埼玉西武埼玉・メットライフドーム10月16日●オリックス(山岡)1-2(今井)埼玉西武○10月17日○オリックス(張)4-1(十亀)埼玉西武●10月18日●オリックス(宮城)2-3(松本)埼玉西武○(カッコ)内は先発投手。 103試合38勝59敗6分、首位の福岡ソフトバンクとは21ゲーム差、5位の北海道日本ハムとは7ゲーム差の最下位。 1勝しか出来なかったが、その1勝は3年ぶりに西武戦のカード勝ち越しを決める大きな1勝となった。この勝利に貢献したのは、先発で6回を無失点に抑えた張奕だ。張は「とにかく打者一人一人に集中して投げていこうとマウンドに上がっていました。前回の登板でチームにも迷惑をかけていたので、なんとかゲームを作ることができてよかったですし、しっかりと次に繋がるピッチングができたと思います」とピッチング内容を振り返っており、前回登板が初回途中に危険球退場となっていただけに、汚名を返上したと言っていいだろう。 19日現在、残り試合が17試合のため、借金でシーズンを終えるのは確定しているが、楽天、日本ハムには勝ち越していることから、3チームを相手にカード勝ち越しをする可能性は残されている。ソフトバンク、西武との公式戦は終了。苦手としているロッテとは4試合残しているものの、貯金が1つある楽天とは6試合、貯金が2つある日本ハムとは7試合もあるので、ここで来年に繋がる試合を見せてもらいたい。(どら増田)