芸能ニュース 2020年10月19日 12時10分
強制捜査を受けた疑惑の人物がユーチューバーデビュー「謝罪というより宣伝」競馬ファンから疑問の声
元笠松競馬場調教師の尾島徹氏が14日、自身のユーチューブチャンネル「笠松競馬・元調教師尾島徹」を更新し、競馬法違反容疑の疑いで強制捜査を受けたことについて語った。 >>「そりゃあ自ら命を断ちますよ」ユーチューバー炎上で反論 心無い誹謗中傷集まり物議に<< 尾島氏は捜査を受けたことでYouTubeを開設したようで、「笠松競馬馬券購入問題についてお話します」というタイトルでYouTube開設以降、最初の動画を更新。今月中旬に「岐阜県笠松町の笠松競馬場で今年6月、関係者の馬券の購入は競馬法で禁止されているにも関わらず、調教師と騎手の計4人が他人名義で馬券を購入した疑いで強制捜査を受けた」というニュースが報じられていたが、尾島氏は「今回の馬券購入による警察の家宅捜査を受け、各オーナー様、牧場関係者様、そしてファンの皆様に多大な迷惑をおかけしました」と、報道では名前こそ出ていなかったものの、自身が捜査対象の一人であることを認める形で謝罪した。また、調教師を辞めたことも報告していた。 尾島氏によると、現在、事件についてはまだ捜査中であるため、詳細は話せないそうだが、騎手が故意に着順を操作することは不可能だそうだ。とは言え、「特に騎手の控え室では毎日のように」情報が飛び交っているため、そういった情報さえあれば、ある程度の数の馬券を買えば、『当たってしまうのは事実』」だという。今後については、「牧場、育成、レーシングマネージャー等、関係者の方々から高待遇のオファー」が届いているものの、まだ定まっていないと明かしたが、競馬ファンを裏切ってしまったことから、「しばらくは競馬ファンの皆様に少しでも有益な情報」を届けたいと説明。YouTubeやTwitterに寄せられたコメントに出来る限り答え、次回のYouTubeチャンネルではそれに答えていくと表明していた。 この動画が公開されると、ネット上では「謝罪というよりは今後の宣伝」「反省してるのか? 金儲けにしか思えないんだが」「こういう一挙手一投足が、競馬のイメージを損ねている」「出てくるたびに笠松のイメージダウンになるだけ。一生懸命仕事してる笠松関係者がかわいそう」「競馬界の信用を失墜させておいて今更YouTubeデビューなんかして何をめざしているのか分からない」といった厳しい声が挙がっていた。 尾島氏の動画は、競馬ファンを傷つける結果になってしまったようだ。記事内の引用について笠松競馬・元調教師尾島徹のYouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCIdCNUWl-S20FpFdj9CO8EQ