小島和哉
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スポーツ 2022年08月22日 15時30分
ロッテ・小島、無表情で味方を凝視?「怒ってるのか」失点直後の映像が物議、井口監督も苦言
21日に行われ、ロッテが「0-1」で敗れた楽天戦。ロッテ先発のプロ4年目・26歳の小島和哉が見せた表情がネット上で話題となっている。 両チーム無得点で迎えた5回裏。この回小島は先頭・オコエ瑠偉の中安から2死一、二塁のピンチを招いたが、ここで打席の小深田大翔に右翼方向への平凡なフライを打たせる。ところが、右翼手・岡大海は打球の行方を途中で見失ったのか、ボールは岡が立っていた位置より数メートルほど前方にポトリ。岡が慌てて打球を追いかける間に二走が生還し楽天に先制点が入った。 この後中継では小深田、小島の表情が順にアップで映ったが、凡フライが先制タイムリー二塁打となった小深田は三塁側の自軍ベンチに向かってガッツポーズしながら笑顔を見せる。一方、小島は両手を膝につきながら無表情で右翼方向を見た後、左手を腰に当てつつ天を仰ぐなど呆然とした様子を見せた。 >>ロッテ戦、塁審が選手に詰め寄りアウトコール4連発!「さすがにやりすぎでは」の声、絶好の勝ち越し機での一幕が物議<< この小島の表情を受け、ネット上には「うわー、今の失点はメンタル的にちょっとキツいな」、「薄暮で見えづらかったのかもしれないけど、あの打球を捕ってもらえないのは可哀想過ぎる」、「小島、岡の方じっと見てたけどもしかしてかなり怒ってるのか?」、「表情こそ無だったけど内心は相当ガックリ来てそう…何とか切り替えてくれ」と同情の声が相次いだ。 小島を不憫に思う声が集まる中、一部ファンの間からは野手陣への批判も上がっている。同戦の小島は5回裏の失点を引きずらずに「6回1失点・被安打7・四球2」で試合を作ったが、野手陣は試合を通じて1安打と得点はおろかヒットもまともに打てず。ネット上には「5回の1失点を致命傷にした打線は猛省すべき」、「ガックリうなだれる小島の姿を見て野手陣は何も感じなかったのか」というコメントも散見される。 試合後の報道によると、井口資仁監督はこの試合についてコメントし「(小島は)いい投球をしてくれた。野手も足を引っ張り、打つ方も1安打しか打てなくて、本当に小島を援護できなかった」と総括した。ファンだけでなく、指揮官もこの日の野手陣にはおかんむりだったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月27日 18時30分
ロッテ小島和哉がピッチャー初のガムトレ導入!「自分のオリジナルガムを作っていただけることは本当に光栄」
千葉ロッテマリーンズは、株式会社ロッテ中央研究所の噛むこと研究部と共に、選手が好むガムの形状、硬さ、香味を選ぶ「ガムセレクト」を実施し、1人1人にカスタマイズした「プロフェッショナルガム」を提供することになったと発表した。 「プロフェッショナルガム」は東京歯科大学の武田友孝教授の監修に基づき、様々なプロアスリートに向けて提供しているガムになるという。トレーニングや試合中に「噛むこと」を通じて、アスリートたちを「噛むチカラ」でサポートすることが目的として開発されたもので、噛んでいる間の硬さ、味の持続性が特徴とのこと。 千葉ロッテマリーンズとの取り組みは2019年より始まり、今回で4回目の実施となる。今後も、ロッテ噛むこと研究部とともに選手たちのパフォーマンス向上のため、ガムを噛むことを日常に取り入れる「ガムトレ」を推奨していく。今回ガムセレクトを実施した選手は、昨年に引き続きキャプテンの中村奨吾内野手、藤岡裕大内野手、新たに小島和哉投手、平沢大河内野手、山口航輝外野手の3選手が加わり、計5選手となった。 なお、過去3回は全て野手への提供となっており、投手への提供は今回が初である。今回初めて提供を受けた小島は「今回初めてガムセレクトをさせて頂きましたが、投手としては初めてとういう事で本当に嬉しく思います。僕が選んだのは、硬さはミドルの板ガムタイプで味はブルーベリーをセレクトさせて頂きました。試合前のランニング中に走るリズムに合わせて、ガムを噛んでいます。また試合に入っても登板後、ベンチに戻ってきた際には必ずガムを噛んでいます。噛むことはとても重要だと思いますし、僕自身ガムを噛むことでリラックスできていると思います。自分のオリジナルガムを作っていただけることは本当に光栄です。今年一年噛み続けていきます!」とガムトレ宣言。この流れは来年以降も広まっていきそうだ。 また、ロッテ球団は植田将太捕手が26日、発熱したためPCR検査を行ったところ陽性判定を受けたことを発表。球団広報によると「現在、隔離療養を行っています。本件については、一般社団法人日本野球機構(NPB)事務局に報告し、所轄保健所や医療機関と連絡をとりながら対応を行います」としている。(どら増田 / 写真・球団提供)
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スポーツ 2021年10月16日 17時00分
ロッテ・小島、今季の覚醒は新女房役のおかげ? 涙の首位攻防戦でも存分に発揮されていたスキルとは
千葉ロッテの小島和哉はここまで二桁の10勝を挙げ、チームの優勝争いの原動力となっている一人だ。入団3年目の今季の活躍は、もはや「エース」と呼んでも誰もが納得する内容を残してきている。 昨季までも先発ローテの一角として投げていたものの、2年間で計10勝と、周囲の期待通りの成績を残すには至らず、今シーズンも初勝利が5月まで待たなければならないなど、「期待の左腕」という存在にとどまっていた。 だが、8月途中からは5勝(4連勝を含む)を記録するなど、明らかにピッチングに安定感が増している。6月に中日から加藤匠馬捕手が加入したことも好影響を与えており、夏から本格的にバッテリーを組むと、打たせて取る内容が目立つようになるなど、9月以降で3完投(2完封)を記録。セの野球を知る新戦力により、今まで以上に小島のスキルが引き出されることに繋がった。その活躍と共に、チームは9月に首位に立つなど上昇曲線を描き、昨年に続いての首位争いを演じている。 そして大一番となったのが、10月12日からのオリックス3連戦。エースにまで成長した左腕は、今季の最後となる直接対決の初戦の先発を託された。この日の小島は、後半戦で続いている好調ぶりにさらに磨きをかけた、高いパフォーマンスと言える出来だった。7回までを被安打4、無失点と文句の付けようのない内容で相手打線を抑えている。 だが、2点のリードで迎えた8回、悪夢とも言える展開が待っていた。2死1塁の場面で宗佑磨に痛恨の一発を浴びる。初球のストレートを狙われ、打球はライトスタンドに消えていった。マウンド上でしゃがみ込み、8回を最後まで投げ切るも、チームは勝ち越しはならなかった。その後、引き分けでゲームセットを迎えた瞬間、悔し涙を流している。「天王山」でチームを勝利に導けなかった悔しさが溢れた。 だが、この日の投球内容も、8回を投げ終えた時点での球数は93球、3球以内のアウトが13度を数えるなど、早いカウントから打たせて取る小島の特徴が存分に発揮されている。文句の付けようがないピッチングだった。 井口資仁監督は「小島は責められない」とコメントしている。その想いはファンも含め、誰もが同じだろう。 自身が目標としていた、シーズンを通しての規定投球回到達も残りの試合で実現とともに、最後までチームの優勝を手繰り寄せるピッチングを期待したい。小島和哉は悔しさを乗り越え、真のエースとなる。(佐藤文孝)
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