中山礼都
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スポーツ 2023年06月29日 18時30分
巨人・原監督、中山に愛想尽かした?「懲罰では」併殺直後の交代が物議、坂本の代役争いにも影響か
28日に行われ、巨人が「0-6」で敗れた広島戦。「2番・遊撃」で先発したプロ3年目・21歳の中山礼都の途中交代がネット上で物議を醸している。 中山はこの日両チーム無得点で迎えた1回裏1死の第1打席で左飛、「0-3」と3点ビハインドの3回裏1死一塁の打席で中飛に倒れると、「0-6」と6点ビハインドの6回裏無死一塁の打席では初球を打つも二ゴロで併殺打に。クリーンナップへのつなぎ役である2番打者としての役割を果たせないでいた。 すると、チームを率いる原辰徳監督は7回表、中山を途中交代させ北村拓己が遊撃についた。試合はこの後、イニングが始まる前に降雨のため中断となり、約30分後に降雨コールドで終了したが、試合後の報道では原監督が中山交代の理由についてコメントしたとは特に伝えられていない。 >>巨人・原監督が激怒「俺をおちょくってんのか!」 巨人入りの話を蹴って騒動に? 川上氏が古巣復帰前の裏話を明かす<< 中山の途中交代を受け、ネット上には「ん?中山ここで交代なの?」、「どこか怪我したような場面は特になかったが…」、「もしかして初球打って併殺の懲罰では」、「短期間で同じミスやるのはダメってことか?」、「2試合大事なところでやらかしてるから印象悪かったのか」といった驚きの声が寄せられた。 「中山は前カード・25日の広島戦でも、1点ビハインドの9回表無死一塁の場面で二ゴロ併殺打を喫しチャンスをつぶしてしまっています。原監督はどちらの試合でも、中山の打撃に期待し送らせずに打たせたのでしょうが、同じミスを繰り返した姿を問題視し直後の交代に至ったのではという見方もあるようです。野球ではリードの終盤に守備固めを送り逃げ切り体制を盤石にする采配は一般的ですが、劣勢の中で攻守ともに同等以下の選手を送ることは珍しいといえます」(野球ライター) 巨人は遊撃レギュラーを務めていた坂本勇人が、23日・広島戦中に右太もも裏肉離れを負い翌24日に登録抹消。同日から28日までの3試合は中山(2試合)、門脇誠(1試合)の2名が遊撃起用されている。打撃成績は中山が「38試合・.253・0本・3打点」、門脇が「53試合・.173・1本・8打点」と中山に分があるが、28日の試合を機に遊撃争いは門脇が優勢になっていく可能性も決してゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月26日 15時30分
巨人・原監督に「欲出し過ぎ」と批判 広島戦最終回、無死一塁で中山にバントさせなかったワケは
25日に行われ、巨人が「2-3」で敗れた広島戦。原辰徳監督が見せた采配が物議を醸している。 問題となっているのは、「2-3」と巨人1点ビハインドの9回表でのこと。この回攻撃の巨人は、先頭・大城卓三が右安を放ち出塁。一走に増田大輝が代走起用された後、打席には中山礼都が入った。 点差、中山の打力(試合前時点で打率.263)を考えると送りバントがセオリーといえる状況だったが、原監督はバントさせずに打たせるという強攻策を選択。しかし、中山はカウント「2-2」からの8球目をスイングするも、打球は二塁手・菊池涼介の真正面に飛ぶ併殺打と最悪の結果に。2死走者なしとなった巨人は、後続・重信慎之介が一ゴロに倒れ敗戦となった。 >>巨人、外国人投手の緊急ダブル獲得? 原監督が隠す「投手陣の本当の状態」<< 原監督の強攻策に「無理な采配のせいでチャンスが台無し」、「無策で最悪のゲッツー、首脳陣は何を考えてるのか」、「そんなに後続の打者が信用ならなかったのか?」、「延長不安なのは分かるがさすがに欲出し過ぎだろ」といった批判がネット上には寄せられた。 「仮に中山がバントを決めていた場合は1死二塁で9番・重信、1番・オコエ瑠偉と打順が回りますが、重信(.259)、オコエ(.245)はどちらも打率が中山以下。一方、中山はこの日第1打席でヒットを放った上、9回表までの3打席で計19球を相手投手に投げさせるなど粘りも光っていました。そのため、原監督はこの日の中山の状態ならば、強攻策で無死一、三塁を狙いにいく価値はあると判断した可能性はあるでしょう。また、この日は守護神・大勢が休養のためベンチ外となっていましたので、勝ち越し点を奪い9回裏で試合を終わらせなければ勝ち筋は薄いという考えもあったのでは」(野球ライター) 試合後の報道によると、9回表の強攻策については「中山は感覚が非常にいいしね。いい当たりでしたけどね。一番感じよく振ってましたね」とコメントしたという原監督。ファンの間では物議を醸しているが、本人は自身の選択を後悔していないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月19日 15時30分
巨人・原監督の代打策に「勝ちたくないのか」批判相次ぐ 好調選手より不振のベテランを優先、DeNA戦終盤の不可解起用が物議
18日に行われ、巨人が「0-2」で敗れたDeNA戦。原辰徳監督が繰り出した采配が物議を醸している。 問題となっているのは、「0-2」と巨人が2点を追う9回裏1死でのこと。この回攻撃の巨人はプロ8年目・25歳のオコエ瑠偉(.333・2本・4打点)に打席が回ってきたが、原監督はオコエを下げ、不振にあえぐ17年目・34歳の坂本勇人(.133・1本・2打点)を代打起用。坂本は初球からバットを出すも平凡な中飛に倒れた。 これで2死と後がなくなった巨人だが、原監督は後続の3年目・21歳の中山礼都(.286・0本・3打点)に代え、14年目・38歳の長野久義(.222・0本・1打点)を起用と再度代打策に打って出る。しかし、長野は空振り三振に終わり試合終了。2連敗の巨人は借金6となった。 >>巨人・原監督、広島戦中の表情に驚きの声「ブチギレてないか」 逆転直後の一場面が物議、敵打者のファールも影響?<< この原監督の代打策に、ネットユーザーからは「何がしたいのか理解不能な采配、勝ちたくないのかよ」、「好調選手に代えて不振のベテランをわざわざ使うって…」、「オコエ、中山にそのまま任せた方が絶対チャンスの確率は高かっただろ」、「これで代えられた2人のモチベにも関わるのでは」、「敗退行為だって言われても文句言えないぞ」といった批判が寄せられた。 代打策が物議を醸した原監督だが、試合後に伝えられたコメントもファンのひんしゅくを買っている。同監督は試合後に応じた取材の中で「やっぱり打たないと。0点では全体にプレッシャーがかかる。もう少し全体で打線につながりが出ないと駄目」とDeNA投手陣に完封された打線に苦言。ただ、ファンからは「駄目なのは監督の代打策だよ」、「3割打者下げて1割打者を使ってるようじゃそりゃ点取れんわ」といった不満の声が上がっている。 18日の試合は長崎・長崎県営野球場で行われたが、巨人が長崎県内で公式戦を戦うのは実に14年ぶりだったという。原監督は興行面も考慮してチーム随一の人気を誇る坂本、長野を代打起用した可能性も考えられるが、オコエ、中山に任せるべきだったと憤るファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月18日 19時30分
巨人秋広・中山、原監督からの苦言は2度目?「ただ三振したって感じ」元木ヘッドからも注意されていた問題点とは
18日にそろって二軍に降格した巨人のプロ2年目・19歳の秋広優人・中山礼都。両名に対する原辰徳監督のコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、原監督は17日に報道陣の取材に対応。その中で、翌18日から二軍に合流する両名について「まだもまれないとね。トゲも出さなきゃいかんよ。まだまーるいもんね。個性なのか技術なのか、いろいろなことが研ぎ澄まされていかないと」と苦言を呈したという。 >>巨人・堀田に「反省の色が見えない」批判相次ぐ 死球直後の“ニヤニヤ謝罪”が物議、報復死球を疑う声も<< 両名は先月の春季キャンプから開幕一軍入りが期待されていたが、オープン戦では17日終了時点で秋広が「.143・0本・0打点」、中山が「.125・0本・0打点」と共に打率1割台、本塁打・打点もゼロと低迷中。原監督はOP戦本格化前の2月28日に「速い球を打たなきゃダメよ。いい打者はバッティングカウントの真っすぐを逃さない。中山にしても秋広にしても速い球を『パーン!』と打ち返すというのが出てこないもんね。速い球に強くならないと」と指摘してもいたが、長引く不振を受け二軍で出直させる決断を下したようだ。 この原監督のコメントを受け、ネット上には「打撃は数字見て分かる通り良くないし、守備走塁も特に目立ってるわけじゃないから落ちるのは当然」、「中継観てても確かに打つ打たないに関わらず淡々とプレーしてる印象はあったな」と同調の声が寄せられた。一方、「『トゲ出さなきゃ』っていうのはちょっと前に元木にも言われてたのになあ」、「元木の指摘をちゃんと聞いていれば二軍に落とされることも無かったのでは」と、元木大介一軍ヘッド兼オフェンスチーフコーチの過去発言を思い返すコメントも多数みられた。 「元木ヘッドは1日に出席した巨人を応援する財界人の集まり『燦燦会』の中で、秋広・中山に対し『三振を取られても悔しさをベンチ裏で出すぐらいにならないと。ただ三振したっていう感じでこられてもこっちとしては覇気がないなという感じに見えてしまう』とプレーに覇気がないと指摘しています。そのため、今回の原監督のコメントを受けてファンの間では、秋広・中山は元木ヘッドの指摘をよく理解して練習・試合中の振る舞いを正していれば二軍降格を回避できていたのではと落胆する意見も少なからず見られます」(野球ライター) 今回の二軍降格により、開幕一軍入りはほぼ絶望的な状況となった秋広と中山。開幕後の昇格可否は二軍での打撃成績はもちろん、どれだけ普段の練習や試合中に、がむしゃらな姿勢を見せられるかにも左右されそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月16日 11時05分
巨人・原監督、“ポスト坂本”の扱い方に苦悩? 敵バッテリーも驚いた活躍の評価が難しいワケは
ビッグボスも一目を置いていたようだ。 原巨人の「初の対外試合」は、北海道日本ハムファイターズだった。試合は9回表、平内龍太が4連打含む6安打で5点を失って敗れたが、「積極性」と「慎重さ」の両方を見せ、日本ハムベンチからも称賛の声が上がっていた選手がいた。高卒2年目の内野手・中山礼都だ。 「二塁打を2本放ち、結果を出しました。日本ハムバッテリーは『ボール球に手を出さない』と褒めていました」(関係者) 中山は昨年オフ、契約更改の席で「坂本勇人の後継者に」「ショートのポジションを獲るつもりで」と球団幹部から檄を飛ばされていた。2020年ドラフト3位で指名された当初から「ポスト坂本」とも言われており、今春キャンプでの奮闘は原辰徳監督の“計算通り”だったのかもしれない。 「原監督は『今年は若手を使う』と明言してきました。中山がこのままバットで結果を残し続けることができたら、開幕一軍ということも」 多くの関係者、メディアがそう語っていた。 「右投げ左打ち、ショート。巨人では『ポスト坂本』と言われていますが、立浪(和義=中日監督)みたいな選手になると思う」(プロ野球解説者) 立浪監督はNPB史上1位となる487本の二塁打をマークしている。同日、中山が打ったヒットは2本とも二塁打。“立浪タイプ”と予想されるのも頷ける。 「守備でも、自身から二塁牽制球を求めるなど積極的な姿勢が見られました」(スポーツ紙記者) この守備での積極性を評価する声も多く聞かれたが、別の見方もされていた。 「中山の守っている位置、少し浅くないか?」 ネット裏に陣取っていたライバル球団のスコアラーたちの言葉だ。 近年、セカンド、ショートを守る選手が「後方」に就くケースも増えてきた。とくに広島がそうなのだが、ショートの小園海斗、セカンドの菊池涼介は「外野の芝生前方」にいることも多い。自身の肩とフットワーク、スピードに自信がなければできないことだ。 中山の守っていたのは、基本的な位置。高校時代から「強肩遊撃手」と呼ばれていた。スコアラーの「浅い」の言葉は、他球団の正遊撃手を見慣れているために出たものだろう。 「一塁送球が慎重すぎる感じも受けました。まだ一軍の雰囲気に慣れていないため、大事にプレーしているんだと思います」(前出・スコアラー) もっとも、その「慎重さ」を評価する声も聞かれたが…。 「坂本を休ませて中山を使う試合が見られるかもしれません」(前出・プロ野球解説者) 中山を育てていくのなら、試合で使っていくしかない。今後、対外試合ではエース級のピッチャーも出てくる。そこでも快音が聞かれたら、原監督も“考える”のではないだろうか。でも、坂本は外せない。 新庄監督のように、守備位置、打順を“ガラガラの抽選器”で決められたら…。原監督はビッグボスを羨ましく思ったのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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