スポーツ 2021年06月22日 11時30分
アンギャロがアメリカタッグトーナメントで新日本マット復帰!永田裕志&成田蓮もエントリー
新日本プロレスがアメリカから世界配信している『NJPW STRONG』エピソード45の中で、7月10日(土)から配信されるエピソード48から、8チーム参加のタッグトーナメント『TAG TEAM TURBULENCE』が開催されることが決定した。この参戦チームの中に、元IWGPタッグ王者であり、約5年ぶりの新日本マット復帰となる、“Good Brothers”カール・アンダーソン&ドク・ギャローズがエントリーすることがアナウンスされた。『TAG TEAM TURBULENCE』優勝チームには、大会特製トロフィーが贈呈される。 1回戦のカードは次の通り。カール・アンダーソン&ドク・ギャローズvsTJP&クラーク・コナーズ永田裕志&成田蓮vsフレッド・イェハイ&ウィラー・ユータケビン・ナイト&The DKC vsロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソンブロディ・キング&クリス・ディッキンソンvs JRクレイトス、ダニー・ライムライト 注目は、約5年ぶりとなる“Good Brothers”カール・アンダーソン&ドク・ギャローズの新日本マット参戦だろう。アンダーソンは、旧LA道場出身であり、ロッキー・ロメロや中邑真輔(現WWE)、プリンス・デヴィット(現・フィン・ベイラー/WWE)らと共に汗を流した、言わば“新日本プロレス育ち”の選手。2008年2月に『NEW JAPAN CUP』1回戦の永田裕志戦で新日本マットデビューを果たした後は、ジャイアント・バーナードとのタッグ“BAD INTENTIONS”で『G1 TAG LEAGUE』優勝、IWGPタッグ王座を戴冠。2013年5.3福岡でデヴィット、タマ・トンガ、バッドラック・ファレとともにバレットクラブを結成した創設メンバーであり、同11月よりギャローズと新タッグを結成し、IWGPタッグ王座を3回獲得、『WORLD TAG LEAGUE』でも優勝を果たしている世界屈指の名タッグチーム。 2016年2.20東京・後楽園ホール大会でアンダーソンはギャローズとともに新日本を退団し、同4月よりWWEに参戦。WWEでもAJスタイルズと共闘。RAWタッグ王座を2度獲得。2020年7月からは、IMPACT WRESTLINGに参戦。今回はアメリカマットながら、ファン待望の新日本プロレス“復活”参戦を果たす。1回戦では、アンダーソンと同じく旧LA道場出身のTJP&現LA道場出身のクラーク・コナーズとのコンビと激突。復活第1戦で、Good Brothersがどんな闘いを披露するのか注目だ。 同じく1回戦に登場する永田裕志&成田蓮組は、フレッド・イェハイ&ウィラー・ユータ組と対戦。唯一の日本人コンビとしてエントリーされた永田&成田組、ベテランの永田とLA道場で武者修行中の成田がどんなコンビネーションを見せるのか?対するイェハイ&ユータ組は、アメリカのインディーマットで注目を集める新鋭コンビ。果たして勝敗の行方は?永田は1回戦を制すればアンギャロと再会する可能性がある。 また、ケビン・ナイト&The DKCは、LA道場のフレッシュコンビ。無限のポテンシャルを秘めたケビンと、いつ何時も気迫満点のDKCのタッグが1回戦突破を狙う。一方、“West Coast Wrecking Crew”ロイス・アイザックス&ジョレル・ネルソンは、タッグ経歴でもキャリアでも数段上手の実力派チーム。LA道場タッグが大金星をゲットか? それともアイザックス&ネルソンが返り討ちにするのだろうか。 さらに1回戦、唯一の遺恨カードとなるのが、“Violence Unlimited”ブロディ・キング&クリス・ディッキンソン組と、“Team Filthy”JRクレイトス&ダニー・ライムライト組の一戦。かつてTeam Filthyで同門だったトム・ローラーとのSTRONG無差別級王座戦に名乗りを上げたディッキンソンを、ライムライトとクレイトスは、エピソード40で追放!孤立したディッキンソンの元に現れたのが“入墨怪獣” キングだった。復讐に燃えるディッキンソンがキングとの強力コンビで、クレイトス&ライムライトを叩き潰すのか? それともスニーキーな闘い方も熟知するFilthyが迎撃するのか注目が集まるところだ。 アンギャロはWWE退団後、去就が注目されていたが、アメリカとは言え新日本マット登場で、コロナ明けの日本マット復帰も見えて来た。(どら増田)