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小田原マラソンで市職員が採用予定者の身代わりで走って1位に

 3月10日に開催された神奈川県の小田原尊徳マラソン大会(市体育協会主催)で、“替え玉事件”が起きていたことが分かった。

 同マラソンで10キロの部にエントリーしていた市職員採用予定男性(22)の身代わりとして、現役の市職員(23)が走ったところ部門1位になり、実際には走っていない採用予定男性が表彰を受けていたことを、26日に同市が明らかにした。

 市職員課によると、男性は4月の採用が決まり、大学の卒業式を終えたばかり。スタート直前に足の違和感で出場を取りやめたところ、応援に来ていた職員が代わりに走ることを申し出たという。2人は高校陸上部の先輩・後輩の間柄だった。

 前年の同マラソン10キロの部で1位だった男性は、職員に対し「ゆっくり走って、入賞しないこと」を条件に身代わりを承諾。ところが、職員は完走後に「高校生〜29歳以下の部」で1位になってしまい、男性に表彰を受けるよう指示したという。

 男性は地元では有名な中長距離の陸上選手で、顔も知れていた。大会翌日の11日に「走っていないのにおかしい」と、市体育協会に通報があり発覚した。市は男性の優勝を取り消した。同市は「考えられない軽率な行為。重く受け止めているが、人をだますなど計画的ではなかった」と説明している。

 同市は職員を内部処分する。男性についても当面、採用を保留とし、市体育教会でボランティア活動をさせる。職員は「軽い気持ちでやってしまった」と話している。

 同大会は、酒匂(さかわ)川周辺を走る市民マラソンで、ハーフと10キロの部があり、計約1900人が参加した。市体育協会は「ゼッケンを渡した後は選手の身元を確認しないため、見抜けなかった」としている。

 いくらなんでも替え玉はいけません。
(蔵元英二)

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