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西田隆維の映画今昔物語 第48幕「真夜中のカーボーイ」

 1969年アカデミー賞3部門に輝く、アメリカン・ニューシネマ(1960年代後半〜70年代にかけてアメリカで製作された、反体制的な人間の心情を綴った映画作品群を指す日本での名称)作品です。

 構成がわかりやすく観ていて引き込まれているのがわかります。
 個人的にダスティン・ホフマンが好きと言うのもあります…。主演はラッツォ(ダスティン・ホフマン)とジョー(ジョン・ヴォイト)(ジョン・ヴォイトはアンジェリーナ・ジョリーの父親)。

 ジョーはテキサスからカウボーイの格好でニューヨークに出てきます。余談ですが私が通っていたパチンコ屋にも毎日のようにカウボーイの格好で登場していた叔父さんがいました。その人のアダ名は村長…確かに存在感はありました。カウボーイ姿のジョーを観た映画の中のニューヨーカー達と、私は同じ気分を持てたと思います。そんな出で立ちの彼の目的は寂しい婦人達を慰めお金をもらうジゴロの生活!!もちろんそんな簡単に上手く行くはずもなく、一番最初の相手には逆にタクシー代を払う始末。そんなジョーに救いの手が…ラッツォと名乗る足は不自由ですが、口の達者な男性と出会う。ラッツォはジョーにはマネージャーが必要だ。と語り、自ら志願します。ジョーは疑う事なく契約成立ジョーはラッツォにマネジメント料金を支払います。しかしラッツォはペテン師。騙された事を知るジョーは、もはやホテルに泊まれるお金もない。怒り奮闘のジョーは街中を探し回ります。街の酒場で遂に発見しますがラッツォはすでに文無し。そんなラッツォを見て何も言えなくなってしまうジョー。逆にラッツォは自らの部屋へ招待。招待された部屋は取り壊し前のビルの廃屋。そこから二人の共同生活、友情が始まります。お互いの気持ちが深くなっていく様子が手に取るように分かる心温まる映画です。

監督:ジョン・シュレシンジャー

キャスト:ダスティン・ホフマン、ジョン・ヴォイト

<プロフィール>
 西田隆維【にしだ たかゆき】1977年4月26日生 180センチ 60.5キロ
 陸上超距離選手として駒澤大→エスビー食品→JALグランドサービスで活躍。駒大時代は4年連続「箱根駅伝」に出場、4年時の00年には9区で区間新を樹立。駒大初優勝に大きく貢献する。01年、別府大分毎日マラソンで優勝、同年開催された『エドモントン世界陸上』日本代表に選出される(結果は9位)。
 09年2月、現役を引退、俳優に転向する。10年5月、舞台『夢二』(もじろう役)でデビュー。ランニングチーム『Air Run Tokyo』のコーチも務めている。

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