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松田聖子までダシにして下半身営業を繰り返した羽賀研二の“稀代の悪”ぶり

 毎週土曜日連載中の「肥留間正明の芸能斜め斬り」。先週は紙面の都合により休載。その分と言ってはなんだが、今回、今話題の羽賀研二容疑者に関して、特別編を緊急掲載する。長年、芸能界を見てきた人だけに非常に興味深い羽賀の過去のエピソードを披露してくれている。
 タレントの羽賀研二(45)が逮捕されたのは6月30日だった。知人の男性を呼び出して脅迫して、約4億円の債権を放棄させた恐喝容疑で大阪府警に逮捕された。プロボクシング元世界チャンピオンの渡辺二郎(52)と山口組暴力団員と共謀して、4億円の債務を1000万円で解決しようとしたという。
 それにしても羽賀の人生は、赤貧と女転がしの人生といっても過言ではない。羽賀は沖縄米兵の父親と日本人の母の間に生まれた落とし子。物心がついた時には、すでに父親はなく、苦労が悪の方向に向かった典型的な人間だった。羽賀の人生は、まさに虚飾そのものだった。羽賀は、その貧乏ゆえに詐欺的生き方を目指し、甘いマスクを売り物にして車のディーラーなどを経てタレントとして頭角を現した。
 実は当時芸能界でささやかれていたのは「松田聖子に目をつけられた」といううわさだった。「聖子が俺に会いたいといっている。聖子からある場所に呼び出された」と羽賀がマスコミ関係者に話していたのは有名だった。もっとも今となれば羽賀のハッタリだったようだが…。
 そして結婚寸前までいったのが“バカップル”と呼ばれた梅宮アンナとの交際だった。借金のある羽賀は、ヌード写真集を出版することによりその借金を返済しようとした。そして彼を助けたいアンナは、2人でヌードになって写真集を出版。この時立ち会った関係者は「とにかくデカイ。俺の3倍から4倍もある。あんなのを毎日ぶち込まれたら、女は何で羽賀の言いなりになってしまう」と話していたのを思い出す。
 羽賀は自慢の下半身を使い梅宮家に食い込み、資産を狙っていたのは有名だ。

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