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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(3/2) チューリップ賞

◆阪神11R チューリップ賞

◎ローブティサージュ
○アユサン
▲ヴィルジニア
△レッドオーヴァル
△クロフネサプライズ
△プリンセスジャック

 昨年の2歳女王ローブティサージュがここから始動する。もちろんひと月後の桜花賞がピークになるよう調整してきているが、追い切りでは、先週、今週とジャスタウェイ(4歳OP)をまったく相手にしなった。とくに今週の動きは、休み明けとは思えぬほどのスピード感で際立っていた。さすが2歳女王、そう感じさせる競馬をしてくれるはずだ。相手本線には、少しひねって関東から唯一参戦するアユサンを。今週は、長距離輸送を考慮して軽めの3頭併せで流した程度だが、2週続けてハードに追い切っており息も体もできている。休み明けながら、阪神JF(7着)時よりも調教過程はしっかりしているように感じる。流れが向けばアルテミスSで見せたようないいパフォーマンスができるだろう。

 他では、池添騎手に乗り替わるヴィルジニアが不気味な存在。1戦1勝の身でチャレンジしてくるだけの潜在能力は秘めている、そう考えた方がよいだろう。以下、2連勝中のレッドオーヴァルが引き続き好調子キープ。初のマイル戦となるも、前走を見る限り、直線の長い阪神1600mはプラスだろう。阪神JF2着をフロック視される向きもあるクロフネサプライズもバカにはできない。同じように前々で競馬を運ぶことができれば、持ち前のしぶとさを発揮して前走の再現も。同5着プリンセスジャックも追い切りで破格の時計をマークしており具合は良さそう。連下に。

【馬連】流し(14)軸(5)(6)(7)(12)(15)
【3連単】フォーメーション(14)→(6)(12)(15)→(5)(6)(7)(12)(15)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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