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阪神JF(JpnI、阪神芝1600メートル、14日) ダノンベルベール 栗東留学の効果あり

 今週のメーンは2歳女王決定戦「第60回阪神JF」(JpnI、阪神芝1600メートル、14日)。最終追い切りが10日、東西のトレセンで行われた。注目はデビュー以来、(1)(2)(1)着と底を見せていない関東馬ダノンベルベール。早くから栗東入りして調整されていただけあって今朝の動きも文句なし。万全の仕上がりをアピールした。4年ぶりに東から女王が誕生するシーンは十分だ。

 秋華賞のブラックエンブレム、そしてジャパンCのスクリーンヒーロー。西高東低の図式は変わらないが、徐々に関東勢の揺り返しが起こっている。そして、この2歳女王決定戦でも東から才気あふれるヒロイン候補がやってきた。国枝厩舎の秘蔵っ子・ダノンベルベールだ。

 特に圧巻だったのが前走の赤松賞。メンバー中最速の上がり3F33秒9を駆使して快勝。GI出走へのチケットをしっかりつかんだ。
 「じっくりと後方で脚をためていったけど、直線だけで押し切る強い内容だった。完成度では見劣るが、ここに入っても素質的にヒケを取るとは思わない」。福田調教厩務員もGI級のポテンシャルの高さをアピールする。

 11月22日に美浦から移動して2週間あまり。栗東の水にも慣れてきた。1週前追いでは坂路で主戦・後藤騎手を背に、800メートル55秒5と軽快な動きを披露。唯一の懸念材料だった環境の変化にも戸惑うことなく、2歳女王の座へ万全の仕上がりだ。
 「順応性が高く、むしろ美浦にいたころより落ち着きがある。今回は栗東へ馬を鍛えにきたわけじゃない。このレースを狙ってきただけに、何とかいい結果を出したい」
 今年は東からヒロイン誕生のシーンも十分ありそう。

 【最終追いVTR】1週前よりやや強めに追われ、800メートル52秒台をマーク。開門直後とはいえ、余力残しでこのタイムが出るのだから大したもの。落ち着きもあってムードはいい。

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