高嶋楓が「はじめてバンドセットで11か所回らせてもらって楽しかった。良い意味でも悪い意味でも、全公演違うライブになったと思うし、それが何かひとつでも欠けていたら今日はなかった」とツアーを振り返ると、今田夢菜も「新木場ってめっちゃ大きいところなのに、増えたハッカーで埋まった」とうれしさをにじませた。
「8月8日に大きいところ(Zepp DiverCity Tokyo)をやって4か月。ツアーで変化がないと面白くないんじゃないのか? という不安があった」という大上陽奈子だが、ツアーを回るうちに「悔しいと思っている部分は次で克服できるようにしてきた」とグループの成長を肌で感じた様子だ。
南菜生も「みなさんの支えがあってやってこれた。自分の存在意義が見いだせなかったファーストワンマンから2年。こうやってたくさんの人の前でライブをやるうちに、存在意義というものがだんだん分ってきて…いまでは、だれひとり欠けてもいけないメンバーになったと思います。PassCodeはもっともっと上を目指します」と涙ながらにコメント。ハッカーから熱い拍手が送られていた。
ライブでは南が「来年の春にPassCodeの新しい音源が出ます!」とアナウンス。詳細の発表はまだ先になりそうだが、メジャーセカンドシングルなのか、アルバムリリースなのか、期待は膨らむばかりだ。