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新春特別講座「良い心霊写真の撮り方」

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画像はイメージです。

 正月に記念写真を撮る人は多い。しかし、うっかり心霊写真を撮ってしまったら対処に困るだろう。心霊写真にも「良い」「悪い」があるという。心霊研究家の津根松法一先生から「良い心霊写真」について話を聞いた。
 「心霊写真にもいろいろあります。最近ではパソコンですぐに合成写真ができてしまうので偽物も多くなりましたが、本物の心霊写真は専門家が見ればすぐに分かります。何を基準に『良い』というのか正直、計りかねますが(笑)、ただそれが本物であるということが第一の前提だと思います」
 津根松氏が収集した心霊写真からいくつかを公開してもらった。
 「理想の心霊写真は、やはり霊がはっきりと確認できる形で写っているものだと思います。その霊に人を害する凶悪な怨念がなければなおさらベスト。ただ、心霊写真に写り込むような霊魂は現世に強い未練を残していますから、それは無理な相談かもしれません」
 1枚目(写真(1))は、とある地方都市の駄菓子屋の風景。店主の後ろ側にあるキャビネットのガラス部分にはっきりと人の顔らしきものが写り込んでいる。
 「これなどは非常にクオリティーの高い心霊写真といえます。知人の霊能者に見てもらったところ、この霊魂は事故など突発的な原因で亡くなられた女性の霊で、おそらく駄菓子屋に遊びに行く年頃のお子様がいらっしゃる母親の霊だということです。出現できる磁場が限られているらしく、この場所を離れて人に危害を加える危険性はないとのことで今回、公開しました。このように、同じ強い未練でも怨霊として人に危害を加える危険が少ない霊も多いのです」
 2枚目(写真(2))は靖国神社の写真。報道陣の上に靄(もや)のようなものがかかっており、これが霊の一種という。
 「これは靖国神社で眠る御霊と言っていいでしょう。何か個人を特定するものではなく、ここに眠る御霊の想いの複合形のようなものです。実は心霊写真の多くはこのように形の判別が出来るものでないことの方が多い」
 そして3枚目(写真(3))には、津根松氏が最も印象に残る一枚を公開してくれた。
 「写真に写る男性から相談を受けた際に見せられた一枚です。男性はこの写真を撮った前後から親戚に不幸が重なったり、病気がちになったり不可解な現象に悩まされていました。この写真を持って男性と男性の母親と私の3人で霊能者に相談に行ったのです。鑑定は厳しいものでした。車のフロントガラスに写る小さな男の子は、その男性がひき逃げした子供の霊だったのです。その男性は私と母親の説得で警察に自首し、現在は服役しています。ただ意外だったのは、霊能者によると、写真に写る子供よりも男性の父親の影響が強く働いているとのことでした。実は男性の父親も交通事故で亡くなられていたんです。わが子に罪を償わせたい父親の強い気持ちが、子供の霊を呼び込んだのではないかという話でした。もちろん、この写真はその霊能者に除霊してもらい、男性の母親の了解を得て公開しています。おそらく大丈夫でしょう」
 たった1枚の写真にこれほどの物語が隠れているとは…。津根松氏に言わせると「気がつかないだけで大抵の家庭で心霊写真はある」とのこと。特に不可解な不幸が重なっている人はそれが原因ということも少なくないらしい。新しい年の節目に、怨念を振り払う作業をしてみてはいかがだろうか?

<プロフィール>
津根松法一(つねまつ・ほういち) 心霊研究家。超常現象の分野に広い人脈を持つ。その情報源と独自の分析で、数多くの心霊写真が集まるようになり、これまでにない斬新なニュースを提供する。

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