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安易な企画で視聴者からダメ出しされた『笑っていいとも!』

 1982年10月4日の放送開始から約30年半をかけて、先月26日で放送7777回という輝かしい記録を達成したフジテレビの長寿バラエティー番組「笑っていいとも!」だが記録達成直後に“汚点”を残してしまった。

 問題となったのは長年、番組終了間際に行われている恒例のミニゲーム。2月25日から3月1日の週は3月3日の桃の節句にちなみ、ひな壇に並んだ雛人形を標的にして出演者たちが扇子を投げつけて倒す「もうすぐひな祭り ひな人形を倒センス〜!」というゲームが行われた。

 3段のひな壇にひな人形を模したプレートを飾り、扇子を投げてお内裏様とお雛様を倒すと100点、三人官女は50点、五人囃子は30点というものだったが、雛人形に物を投げつけて倒すという行為に、ネット上では「不謹慎だ」とする非難の声が噴出した。

 「局サイドにもかなりの抗議が寄せられていた」(フジテレビ関係者)というだけに、番組では28日から突然、的がひな人形を模したものではなく点数が書かれたプレートに変更され、ゲーム名も、「もうすぐひな祭り ナイスなセンスで倒センス」に変更されていた。

 一連の流れを受け、1日の放送終了直前、金曜レギュラーを務める同局の生田竜聖アナウンサーが「今週の『いいともCUP』は、週の前半にひな人形の的を使用しました。皆様が大事にしているひな人形を的にするという演出は配慮に欠けておりました。誠に申し訳ございません」と謝罪したが、この件でさらに視聴者離れが進みそうだという。

 「同番組の昨年の年間平均視聴率は6.5%で同時間帯の民放横並びトップに立ち、89年の調査以来23年連続でNo.1の座をキープしているが、このところ、単調な企画が多く、裏番組の『ヒルナンデス!』が生活に役立つ情報やレジャー情報を掘り下げて紹介し主婦層の人気を集め視聴率が『いいとも』を抜く日もある。安易な企画は視聴者を不快にさせてしまっただけに、今年は同時間帯の民放トップキープが難しいのでは」(テレビ関係者)

 いつの間にかささやかれていた番組終了のうわさも聞こえてこなくなったが、今後はかなりの苦戦を強いられそうだ。

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