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中国のトンデモ科学が日本に勝利!? 深海で繰り広げられる代理戦争

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画像はイメージです。

 深海にはまだ、宇宙にも匹敵するほどの謎が残されている。その謎を解き明かすのが潜水艇に課せられた使命だ。特に日本は海洋技術に優れ、世界一の潜水距離を誇る「しんかい6500」を持っている。テレビ番組の企画で中川翔子が芸能人としては初めて乗り込っみ、水深5000メートル以上の海域に到達したのは記憶に新しいだろう。

 だが、そんな世界一の名を脅かす存在が中国だ。
 現在中国では、水深7000メートルまで潜れる有人潜水艇を開発中であるという。日本の「しんかい6500」はその名の通り水深6500メートルが限界。それを越えるとなれば、間違いなく世界一という事になるのだが…。
 「実はしんかい6500は、単純に潜水距離だけなら1万メートルは軽く越えられるんですよ」と語るのは、海洋研究にたずさわり乗船経験もあるという研究者である。
 中国と日本では安全基準がまったく異なっている。日本で安全を保証する深度は、技術的に可能な潜水距離の半分程度に定められているのだとか。つまり単純計算すればしんかい6500は1万3000メートルの潜水能力が無ければ基準をクリアできないという事だ。しかもこの規定は厳守されているため、研究者にとってあと1メートル深く潜れば新しい発見があるかも知れないというようなシチュエーションでも、パイロットは容赦なく引き返してしまう。何度もどかしい思いをしたか、わからないと前述の研究者は語る。
 「おそらく中国は限界ギリギリの深度が7000メートルという潜水艇を開発しているのでしょう。そんなものに人を乗せるなんて、人体実験みたいなものですよ」

 中国と言えば、かつて二足歩行ロボット「先行者」が全世界の失笑を買い、有人宇宙船の打ち上げには捏造疑惑が浮上。昨年の北京オリンピックでは開会式の打ち上げ花火がCGであったという前科がある。今回も何かやらかしてくれるのではないかと、まったく違った意味で期待が高まる。

(文・犬山秋彦 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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