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あの「決して真実にたどり着けない」都市伝説が映画化!「鮫島事件」とは?

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 皆さんは「鮫島事件」をご存じだろうか。90年代に匿名掲示板の2ちゃんねるで話題をさらった、謎の事件。どれだけ検索しても事件とその真相にたどり着けないという究極の謎、「鮫島事件」を取り扱った映画「真・鮫島事件」が武田玲奈主演で映画化されることが10月7日に発表された。監督は永江二朗氏で、映画『2ちゃんねるの呪い』でもメガホンをとっている。

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 今回の映画の題材となった「鮫島事件」は、ネットを中心に語られている一種の都市伝説だ。
 発端は、匿名掲示板サイト2ちゃんねるのラウンジ@2ch掲示板(ラウンジ板)に「伝説の『鮫島スレ』について語ろう」というスレッドが立てられたことから。スレッドを立てた人物は「半ば伝説となった『鮫島スレ』」「2ちゃんねる歴が長い方は覚えてる」「見た時のショックは大きかった」と語り、最後に「誰かあのスレ保存してる人いますか?」と投げかけていた。

 当初は「知らない」「ネタだろう」などとする書き込みが多かったのだが、やがて「その話を蒸し返すな」「2ちゃんがなくなるかもしれない事件だったんだぞ」「公安警察がもみ消しに動いた」などと、事件当時を知っているとする人物からの警告めいたレスが出てくるようになった。「柏駅」「おやじが死んだ」「EOM」「血の16画像」「みずき画像」など、事件の背景を想像させるようなワードが出たり、さらには該当すると思われる事件のログらしきものをスレッドに貼り付ける人も出てきた。また、真相を書こうとする人が、核心部分まできたところで急に書き込みをやめてしまうことも何度もあった。

 ここまでくると、さすがに何かしらの事件があったのでは…と思うかもしれないが、実は鮫島事件は完全な創作である。事件の全体像は全く分からないのに断片のみが語られ、時に否定する意見がまじることで、あたかも「検索しても出てこない事件」が本当にあったかのように錯覚させるものだったのだ。はじめから存在しないものを証明することは非常に難しい。

 また、ネタだと気づいた人がネタに乗っかる形で「鮫島事件が本当にあったと肯定する人」と「鮫島事件は架空の事件だと否定する人」を演じることで事件そのものの信憑性を高めていく結果となった。不確かな伝言ゲームとロールプレイの上に成立した都市伝説、それが「鮫島事件」と言えるのではないだろうか。

 さて、鮫島事件は全てが創作だとされているが、この事件のあったとされる期間には2ちゃんねるの過去ログが削除されている、という指摘も存在している。実は「鮫島事件」と言われているスレッドに書き込んだ人から、筆者のもとにはある情報が寄せられており…おっと、宅配便が来たようだ。

(山口敏太郎)

参考
都市伝説「鮫島事件」が武田玲奈主演で映画化
https://www.cinematoday.jp/news/N0119032

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