search
とじる
トップ > ミステリー > UFOが軍事基地上空を飛行、核弾頭10個を停止させた!?過去に米軍内で起きていたUFOインシデント

UFOが軍事基地上空を飛行、核弾頭10個を停止させた!?過去に米軍内で起きていたUFOインシデント

pic pic

画像はイメージです

 2月にアメリカ各地の上空で謎の気球が目撃され、撃墜されて以来、アメリカ国内ではUFO関連の情報や過去の報告が精査される状況になっている。

 事実、2022年にアメリカ国防総省によって、未確認航空現象(UAP)の報告を追跡調査するために新たに開設された「全領域異常解決局(AARO)」は現在様々なUAPの報告に対応しているという。そんなAAROに先日、既に2人の退役軍人から、1960年代に軍事基地付近で発生した奇妙なUFO目撃報告が提出された。

 ​>>撃墜された謎の白い気球はUFOだった!?米政府がSNSで盛り上がる「宇宙人による侵略説」の拡大を懸念<<​​​

 一人は元米空軍大陸間弾道ミサイル発射将校のロバート・サラス氏。82歳の彼は1967年3月24日にモンタナ州のマームストローム空軍基地で勤務中、オレンジ色の円盤状のUFOが正面ゲート上空を一時的に通過したと証言している。

 その数秒後に基地にある10基のミサイルが次々と機能を失い、核兵器が発射できない状況に陥ったという。

 ミサイルの修理には数時間かかったそうだ。あまりの事態に軍による調査が開始され、報告書がまとめられたものの、ミサイルが停止したことの説明はつかなかったという。

 サラス氏らは当時、空軍特殊捜査局の捜査官から事情聴取を受けた後、秘密保持契約書にサインさせられたという。

 1940年代からUFO調査(プロジェクト・ブルーブックなど)は行われているが、このほど改めて捜査官がサラス氏に証拠の提出を打診したところ、サラス氏は快諾。「自分の証言は何十年もの間、政府に無視されるか否定され続けてきた」として、今回の調査に感銘を受けたと語っている。

 「私は50年以上、政府機関に自分の話をしたいと思い続けてきた。とても安心した。彼らはとても寛大で、熱心に話を聞いてくれた。私は事件について完全な報告をした。私は、彼らが誠実に努力しようとしている姿を見て、当時よりも自分が見たものについて確信を持てるようになりました」とサラス氏は語っている。

 また、サラス氏の証拠提出に感謝する電子メールの中で、調査官もサラス氏に対し「あなたのような愛国者の貢献と現在の政府の関心と投資のレベルが、我が国の市民が長い間要求してきた疑問に対する答えを提供することを望む」と述べている。

 もう一人の証言者は、元米国空軍将校ロバート・ジェイコブス氏だ。84歳の彼は1964年に撮影した「空飛ぶ円盤がミサイルを撃ち落とす」という衝撃的な内容を収めた35ミリフィルムについて証言している。

 ジェイコブス氏は、1960年代にカリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地でミサイル発射実験を撮影する望遠カメラチームの責任者であった。
 1964年9月15日の発射実験の際、なんと動いているミサイルに円盤が接近。ビームを何発も発射して飛び去り、ダミーの弾頭が空から落下する事態になったのである。

 「それは急にフレームに飛び込んできたかと思うと、弾頭に光線を発射したのです。このようなものはすべて時速数千マイルで飛んでいることを思い出してください。この物体は弾頭に光線を発射して命中させた後、上に移動して別の光線を発射、次は下に移動して別の光線を発射し、もと来た方角へ飛び去りました」

 「私たちが見た物体、光の点や弾頭などは、上空を約60マイル直進していたのです。時速1万1000~1万4000マイルはあったところを、このUFOは追いついてきただけでなく、周りを回って、攻撃してまた飛んでいった。他の人がどう言おうが知ったことではありません。私は確かにそれを見たし、記録したのです」

 ジェイコブス氏は、後に上司のフロレンゼ・J・マンスマン少佐から撮影した映像について黙っているように命じられたと語った。

 また彼はマンスマン少佐と事件が起きた数日後に、2人のCIA職員と会合を行い、その映像を見返したという。ちなみにマンスマン少佐本人は2000年に亡くなる前に「円盤型」の物体の映像を4回は見たと証言している。気になる映像はCIAの元に送られ、現在は非公開のアーカイブに入っているという。

 ジェイコブス氏は自身の体験について次のように語る。
 「私は40年以上、政府に私の証言を聞いてもらおうと努力してきました。政府はやっと耳を傾けてくれた。彼らが次に誰を狙うのかは分からない。しかし、私はこの組織(アメリカ政府)をどの政府にも負けないくらい信頼しています」

 AAROのディレクターであるショーン・カークパトリック博士も、同様の事件の他の9人の目撃者にインタビューしていると証言した。

 これらの目撃証言や記録を踏まえ、イギリスのUFO研究家であるニック・ポープ氏は「米軍兵士の接近遭遇のほとんどは核兵器に関連したものである」と指摘。なぜUFOが核兵器に執着するのか、その真相を解明するべく努力すべきだと呼びかけている。

 なお、国防総省にこれらの調査結果についてコメントを求めたものの応じていないという。

山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中
関連記事
UFO flying over military base switched off 10 nuclear warheads, investigators told(The Daily Star)より
https://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/ufo-flying-over-military-base-29288327

関連記事

タグから探す


ミステリー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

ミステリー→

もっと見る→

注目タグ