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駅職員、寝坊してシャッター開けが28分遅れる 6人が乗車できず、2人が駅から出れずの事態に

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画像はイメージです

 JR両毛線の前橋大島駅で4日早朝、宿直社員が寝坊する事案が発生。その管理体制を疑問視する声が相次いだ。

 報道によると、事案が発生したのは4日早朝。JR両毛線の前橋大島駅で、駅に泊まっていたJR東日本ステーションサービスの60代社員が寝坊。通常午前5時20分に開けなければならないシャッターを28分遅れの同5時48分に開けた。

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 この影響で始発列車に6人が乗車できず、降車した2人も駅の外に出られないという事態に。JR東日本高崎支社によると、6人は次の電車まで最長約50分間待たされたという。11月に入り朝晩は冷え込むだけに、乗客はかなり寒い思いをしながら50分、駅で電車を待っていたものと思われる。

 なぜ60代の社員は寝過ごしてしまったのか。同支社によると、寝坊した60代の社員は目覚まし時計と起床装置付きのマットの設定を忘れて就寝してしまったとのことだ。

 60代社員のミスに「人間だから仕方ないけど、鉄道に関わる人間としての自覚がないと言わざるを得ない」「始発はそれに乗って新幹線や飛行機に乗り、遠くに出かける人もたくさんいる。決して軽いミスではない」「駅員は気が付かなかったのか。何から何までおかしい」と疑問の声が上がっている。

 一方で「1人が寝坊したくらいで業務に支障が出る体制はどうなのか」「人間だから忘れることは絶対にある。予防策が取られていなかったことのほうが驚きだ」「管理体制が甘すぎるんじゃないか。本部で点呼を取るなどしないのか」「高崎支社は主要駅以外シャッターを遠隔で開けていると思っていた。色々と驚きが多い」などと、管理体制を問題視する声も出た。

 新型コロナウイルス感染拡大によるテレワークの普及で、電車を利用する人が少なくなっている昨今。今後、このようなサービス低下の波が広がる可能性も否定できない。

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