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『危険なビーナス』まさかの落ちに大ヒンシュク?「ワクワク感が一気に冷める」今後の展開には期待も

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吉高由里子

 日曜劇場『危険なビーナス』(TBS系)の第4話が1日に放送され、平均視聴率が11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第3話の11.7%からは0.7ポイントのダウンとなった。

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 第4話は、伯朗(妻夫木聡)は百合華(堀田真由)から、母の祥子(安蘭けい)が置手紙をしていなくなったと告げられる。一緒に探してほしいと頼まれるが、かつて母・禎子(斉藤由貴)をいじめた祥子のことを助ける気にはなれない。伯朗が断ると、百合華は「このことは楓さんには言わないで」と口止めして帰って行き――というストーリーが描かれた。

 結局、楓(吉高由里子)とともに祥子探しに協力することになった伯朗だが、視聴者から不満の声が続出するシーンがあったという。
 「問題となっているのは、伯朗が楓とともに祥子の夫・隆司(田口浩正)の後をつけ、ある一軒家にたどり着くというシーン。2人が家の中をのぞくと、椅子に縛り付けられている祥子の隣に明人(染谷将太)も同じように拘束されており、楓が駆け寄るとボーガンを持った隆司が登場。代わりに伯朗が撃たれてしまう――という妄想でした。これまでも毎週描かれてきた伯朗の妄想ですが、この明人が発見されるシーンについては、実は前週の次回予告でも放送されており、とうとう明人が見つかると信じていた視聴者も多かった様子。期待を集めた上での妄想オチに視聴者からは、『妄想パート面白くないし、ガッカリするだけ』『ワクワク感が一気に冷める』『毎週しょうもない妄想でいい加減白けてきた』といった批判が噴出してしまいました」(ドラマライター)

 とは言え、一方ではストーリーを盛り上げたシーンもあったという。
 「序盤では、結局母探しを手伝ってくれることになった伯朗に対し百合華が、『明人くんの言っていた通りでした。嘘がつけなくて曲がったことが大嫌い、駆け引きも苦手。だけど兄貴はまっすぐで温かい。自分を犠牲にしてでもみんなに幸せになってもらいたいと考えるほどだ』と明人が話した伯朗の印象を告白。一方で、楓が信用できない百合華は『楓さんが本物のお嫁さんなら私がさっき言ったことと同じ言葉を明人くんから聞いてるはず』と、楓にも明人が話していた伯朗の印象を聞くよう指摘していました。当初は躊躇っていた伯朗でしたが、終盤でその楓にその質問をぶつけると、楓からは一語一句同じ答えが。伯朗は『信じてよかった』と胸をなで下ろしていたものの、視聴者は騒然とし、『全く同じとか怖すぎるでしょ…』『逆に怪しすぎる答え』『盗聴器か何か仕掛けてる?』といった声が。楓の怪しさが強調される演出となっていました」(同)

 果たして、楓の怪しさに伯朗はいつ気づくのだろうか――。

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