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『BG』、主人公がタダ働き? ストーリーに疑問の声も名脇役・市川実日子の演技力に絶賛

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 木曜ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)の第3話が2日に放送され、平均視聴率が14.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが各社で報じられている。第2話の14.8%からは0.4ポイントのダウンとなった。

 第3話は、島崎章(木村拓哉)の元に、かかりつけの整形外科医・笠松多佳子(市川実日子)から「危ない仕事」の依頼が舞い込んだ。警護対象者は、数々の投資詐欺で甘い汁を吸い尽くしてきた実業家・道岡三郎(豊原功補)。実は道岡、逮捕されるも不起訴で釈放。その直後、恨みを持つ男に襲われてアキレス腱断裂の重傷を負い、多佳子の勤務する病院に極秘入院しており――というストーリーが描かれた。

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 そんな中、終盤のあるシーンが、視聴者の間で物議を醸しているという。
 「終盤、一転してこれまでの自身の悪行を認め、道岡が警察に出頭することになりましたが、島崎らが行った警護費用52万円について道岡は、『俺の全財産は被害者の債務に充てられる。罪を償った後の出世払いでいいか?』と提案。高梨(斎藤工)はぎょっとした表情を浮かべていましたが、島崎はこれを了承し、道岡は『必ず払う。そのためにもう一回浮かび上がる』と語っていました。しかし、結果的にただ働きになったことに、視聴者からは『いや、お金はもらおうよ…』『報酬貰わないのは死活問題になるでしょ』『命がけなのにボランティアって、絶対仕事でやっちゃいけないこと』というツッコミが殺到。島崎と高梨の2人で行っている零細警備会社なだけに、あまりに現実味がないとして苦言が集まってしまったようです」(ドラマライター)

 一方、そんな中でも演技力が評価されたのは、整形外科医・笠松を演じている市川実日子。
 「ストーリーの中では、詐欺被害者から恨まれている道岡の手術を担当することになった笠松自身にも脅迫状が届き、実際に命を狙われることに。危ないところを島崎に助けられるという展開が描かれ、今後の二人の関係の発展も匂わされていましたが、18年のドラマ『アンナチュラル』(TBS系)で演じた臨床検査技師を彷彿とさせるサバサバ系の女医役に、『抜け感が素晴らしい』『こんなにサバサバ女医がハマる人もなかなかいない』という評価の声が殺到。普段は強気な一方、襲われかけ、島崎に助けられる際に見せた怯えている姿にも、『可愛い』という声が寄せられていました」(同)

 7月いっぱいで完結するとアナウンスされている本作。果たして、今後はどのような展開が描かれるのだろうか――。

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