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ついにジャニーズの女帝が直言した後継者・派閥問題

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長の姉で、ジャニーズの副社長ながら実質的に事務所を切り盛りしているため「ジャニーズの女帝」と呼ばれるメリー喜多川氏の5時間にわたる激白が発売中の「週刊文春」(文芸春秋)に掲載されている。

 同誌によると、同誌が記事掲載にあたって同事務所に質問状を送ったところ、顧問弁護士を通じてメリー氏から取材に応じる旨の連絡があったという。

 ジャニーズといえば、これまで同誌も報じているが、ジャニー社長の後継者問題と、メリー氏の娘で副社長の藤島ジュリー景子氏が率いるTOKIO、嵐らの「ジュリー派」と、SMAPのチーフマネージャー・飯島三智氏が率いる「飯島派」のタレントの事務所内での派閥争いがクローズアップされていたが、メリー氏はこの2点に白黒を付けたというのだ。

 まず、後継者問題に関しては、同誌が質問状に「小誌の取材では“次期社長候補”である藤島ジュリー景子が…」と書いてあることを指摘し、「私の娘が(会社を)継いで何がおかしいの? “次期社長候補”って失礼な。“次期社長”ですよ」とジュリー氏を正式な後継者として認めた。

 さらに、派閥問題については、記者の目の前で、思い立ったように男性スタッフを手招きして指示し、飯島氏を呼び出し。飯島氏が困惑する中、メリー氏がまるで引責辞任を迫るようにたたみかけると、飯島氏は「派閥なんて、私は天に誓って言った覚えはありませんので。今まで生きている中で」と断言している。

 「記事の中でメリー氏も触れているが、あまりにも飯島氏がSMAPひと筋で力が大きくなり過ぎた。とはいえ、SMAPは事実上、飯島氏がキャスティングなどの権利を握っており、各テレビ局の担当者やマスコミ各社のジャニーズ担当も飯島氏の“ご機嫌取り”に気をつかっている。メリー氏のたまりに溜まっていた怒りが爆発したのでは」(芸能記者)

 10ページにわたるメリー氏の歴史的なインタビューは一読の価値ありだ。

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