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“使い捨て”られていくグラドルの「お手本」になってしまった、小阪由佳

 激太りしたお腹をさらしたライブや、芸能界を批判する発言でお騒がせの元アイドル小阪由佳。もともと深夜のバラエティ番組にちょっと出るくらいの、大して売れてるタレントではなかった彼女の動向が、なぜかネットや週刊誌で注目される。カメラを向けても決して目を開かず、太ってかつての輝きを失った彼女はたしかに滑稽だ。しかし、毎年“商品”として大量に生産され、使い捨てられていくグラビア・アイドルの悲哀と、それに対する“恨み”の結晶である小阪の存在も無視できない。

 数年前、「くりぃむナントカ」(テレビ朝日系)で、レギュラーの座をかけてこれまた売れないアイドル・堀越のりとコンビでジャージを着て登場していた小阪由佳。必死な顔してバカをやる、彼女たちのコーナーはけっこう面白く、小阪にはタレントとして多少の魅力を感じた。当時はまだ痩せていた。

 そんな小阪が現在のようになってしまったのは、2007年SPEEDの今井絵里子と離婚した「175R」のヴォーカルSHOGOと付き合ってから。もともと今井と元夫との仲もあんまり良くなかったようだが、小阪との報道が元で夫婦は離婚。最近はヒットも無く低調気味だった「175R」のSHOGO。小阪が登場しなくても、いずれ今井は仕事復帰し、二人は別れていた可能性は高い。

 現在、障害のある長男を育てながら、再結成されたSPEEDで活躍するシングル・マザーの今井は人気を盛り返している。一方、今井の復帰とともに芸能界を追いやられ、「泣かず飛ばず」の不倫相手からも捨てられ、ひとり泥をかぶった小阪。彼女は芸能界からもオトコからも“使い捨て”られた。不倫は良くないが、知名度の低いグラドルの自分だけが悪役になり、夫婦は別々の道へ進むとなると小阪にしてみれば釈然としない。少々可哀相でもある。その後、お笑い芸人並に太った小阪は、別れた男や芸能界への恨みを込めた言動をライブで連発し話題をさらうようになった。しかしこの言動が面白い。

 「ゆうこりん、熊曜、純ちゃん」と、かつてのグラビア界の仲間たちの真相を大胆暴露した小阪。たしかに、熊曜のサイボーグの様な痩せ方は異常だし、小倉や夏川だって事務所の言われるままにキャラクターを作っている。人気を持続させる為にはグラドルはかなり無理をしなければいけないようだ。

 売れている時は自由も無く、移り気な芸能界でファンや事務所、オトコにまで振り回され、結局飽きられ使い捨てられているグラビア・アイドルという職業。そんな仕事の理不尽さに見切りをつけ、新たな主張で自分を表現しようとする小阪はある意味ロックで、正直だ。今は、恋人がいるようだが、この先何があるとも分からない。彼女の幸せを祈るばかりだ。(コアラみどり)

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