今年のドラフト会議において、最大の注目を集めたのは佐々木朗希(岩手・大船渡高)の進路。最速163キロを誇るこの超高校級右腕は、西武・楽天・日本ハム・ロッテの4球団が競合の末、井口資仁監督が当たりクジを引き当てたロッテが交渉権を獲得することとなった。
今年4月に更新した自身のブログで「今年から、頑張って、そして楽しんで楽天ゴールデンイーグルスを応援させて頂こう」と楽天ファンになったことを公言している狩野。ひいきの球団が地元・東北の逸材を逃したことを受け、「佐々木くん、千葉ロッテかぁ‥」と落胆した心境をツイッターで明かした。
すると、このツイートを受けたロッテファンが「『ロッテかぁ‥』ってなんだよ、ロッテをバカにしてるのか」、「球団やファンに失礼、芸能人ならもう少し考えてツイートすべき」、「クジ外した球団のファンが文句つけるのはダサい」、「三流芸人の意見なんて誰も聞いてない、目障りだから黙ってろ」と激怒。
同時に、他球団のファンからは「別に何も変なこと言ってないのに何でそんなに叩けるのか」、「批判してるロッテファンはさすがに過剰反応し過ぎ」、「楽天がクジ外したから落ち込んでるだけだろ、被害妄想も甚だしい」、「こいつら狩野になら何してもいいと思ってないか?」といった苦言も多数寄せられている。
佐々木の指名を巡っては、直後から「ロッテに指名されてかわいそう」、「佐々木君指名されても全然笑ってない、むしろ嫌そうな顔してる」、「ロッテに入団しても才能潰されるから入団拒否した方がいい」などと、ロッテをやり玉にあげるツイートが噴出。あまりにも数が多かったのか、現在ツイッター上で「佐々木 ロッテ」と入力すると、「嫌」、「かわいそう」、「拒否」といったネガティブな言葉が予測変換で表示される状況だ。
狩野のツイートがロッテファンから思わぬ批判を浴びたのは、もしかするとこれらの批判ツイートと同様に見られてしまったからなのかもしれない。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
狩野英孝公式ブログより
https://ameblo.jp/kanoaru/
狩野英孝の公式ツイッターより
https://twitter.com/kano9x