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【雅道のサブカル見聞録】アキバでオフィシャルカフェが急増中

 先月28日、秋葉原のAKIBAカルチャーズZONEのB1階にフィギュアメーカー海洋堂のオフィシャルカフェ、「海洋堂ワンフェスカフェ」がオープンした。なぜメーカー本体でカフェを設立しようという運びになったのか? 開店直後の多忙さも一段落した今月、海洋堂の「海洋堂ワンフェスカフェ」の担当者で仕掛け人でもあるW氏に話を聞いた。

 W氏が語るところによると、こういったカフェ設置にはコミュニティの形成ということが第一にあるようだ。昔はガレージキットやプラモデルを買う場合、ネット販売が常識化していなので同じ趣味を持った人々が模型店などに集まり、自然と雑談の場が提供されていた。今は電気量販店なども玩具・模型販売に乗り出し、ネットで買い物を済ますことも多くなり、こういった自然とコミュニティが形成される模型店は減少する一方である。同じ趣味を持つ人たちの“現代の交流の場”として、カフェが機能するのではということのようだ。

 またW氏は、趣味が多様化している昨今、メーカーやブランドも精力的にオフィシャルで会場を提供しないと生き残れないとも語った。秋葉原の現在がまさにそれで、今や電化製品やオーディオ、アマチュア無線の他にアニメ、ゲーム、アイドル、メイド喫茶など、新しいカルチャーがどんどん流入してきている。ファン層の固定化はショップだけではもはや出来なさそうだ。最終的にこういう結論になったのもうなずけることだろう。

 「海洋堂ワンフェスカフェ」はこれからイベント会場としての機能も充実させたいとのことで、イベント使用者を随時募集している。既に模型講座イベント、特撮映画監督のトークイベントなどに貸し出しをしており、評判も上々とのこと。こいった催しもコミュニティの形成には役立ちそうだ。

 実はここ最近、秋葉原ではメーカーなどのオフィシャルカフェの出店が相次いでおり、同じ建物の5階には同日にオープンしたフィギュアメーカー「グッドスマイルカンパニー」と、「カラオケの鉄人」が共同で運営する「グッドスマイルカンパニー&カラオケの鉄人カフェ」、駅前には9月末オープンしたAKB48カフェと去年から営業しているガンダムカフェがあり、賑わいを見せている。こういったメーカーやブランドが積極的に交流施設を提供するという新しい試みが、どこまで業績を伸ばして行くのか、さらにはファンに、どのような新たな楽しみを提供してくれるのか、注目だ。(斎藤雅道)

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