メル・ギブソンが交通事故

　メル・ギブソンが15日夜に交通事故。
　8月15日20時35分頃、メルは、カリフォルニア州のマリブ・キャニオン・ロードで2008年型マセラティを一人で運転していた際に事故を起こしたが、ケガはなかったという。
　ウェブサイトTMZに掲載されたカリフォルニア州ハイウェイパトロールのリポートでは、「事故原因は明らかではありませんが、ギブソン氏の運転する車が右前方に進み、丘陵の側面の岩に激突しました。彼は現場に車を停車し、カリフォルニア・ハイウェイ・パトロールの警官に連絡をしました」と述べられた。
　CHPのリーランド・タン巡査は、メルは車内に一人で、飲酒や薬物は摂取していなかったが、その出来事に動転した様子だったと話した。
　「ギブソン氏は、現場の警察官に対してどうやって車が車線から外れ、丘陵の側面に向かったのか分からないと話していました」「事故は完全に予期せぬ出来事だったようです」。
　メルは、事故当時に電話をしていた事を否定したものの、居眠り運転の可能性についてはコメントを控えた。メルは警官に協力した後、友人に迎えに来てもらい、彼の車はレッカー移動された。
　CHP報告では更に「ギブソン氏は、現場で警官に事故の状況報告をし、陳述を行った後に、友人に家まで送ってもらいました」と述べられた。
　今回の事故は、彼の元ガールフレンドのオクサナ・グリゴリエヴァに対する暴行でも警察が捜査中であるメルの私生活の新たな火種となっている。