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田中正直のウェブランニングクリニック 「第4回 ランニングフォーム」

 今回は、フォームを取り上げていきます。

 その前に基本的なことですが効果的にパフォーマンス向上させるにも、ダイエットするにもトレーニング・栄養・休養のバランスが大切です。このバランスを崩してしまうと、カラダを壊す原因にもなるので気をつけましょう!

 では効率よくキレイに走るためのフォームを解説しましょう。
 速く走ることは、身体重心をいかにスタートからゴールまで速く移動させるかです。小学生に、速く走るとは? と質問すると「手を大きく振る」「足を速く動かす」「背筋を伸ばす」などが出てきます。この答えは間違えではないのですが、全てうまく組み合わされた時に速く走れるのです。
 自分なりのフォームでも十分走ることはできますが、効率のよいフォーム=理想のフォームで走ったほうが、より楽に長く、そして速く走れます。フォームの修正は、ベテランランナーには勇気のいることですが、是非挑戦してみてください。

 初めたばかりの方は悪い癖がつく前に身につけておきましょう。理想のランニングフォームってどんなの? って質問をよくされます。
 一言で言うと『タイヤのように足を回転させて走るローリング走法です』骨盤(大幹)を使い回転させながら足を前に動かすと、少ない力で大きな推進力が生まれます。無駄なエネルギーを使わずに効率のよい走りが実現できるのです。8つのポイントに分けてご説明します。

 (1) つま先は進行方向・左右の足は常に平行に保ち、着地時、キック時、キック後の振り下ろしのいずれの場面でも、常に進行方向に向けます。

 (2)かかとの方から着地・前に出した足は、体の重心の真下よりやや前方に着地する意識で伸ばします。ランニング中は足首を常に90度にキープします。  

 (3)着地=体重移動・着地したと同時に、すばやく接地足に体重を完全に乗せきることが最も重要です。

 (4)着地=キック・着地、体重支持と同時に、すばやく接地足のももを後方へ移動してキックします。

 (5)足で円を描く・タイヤが回転しているかのごとく、足をローリングしながら走り、接地時間をできるだけ短くします。

 (6)骨盤で足を動かす・骨盤を回すように足を動かします。左右の骨盤を回すように動かす。自転車のペダルのように、ちょうど半回転ずらして回すイメージで。

 (7)腰から足を出す・みぞおちの辺りを支点に足を動かし、ひざと同側の腰を前に出すように走ってみましょう。

 (8)上体でバランスをとる・みぞおちを支点に上体を柔軟にひねり体のバランスを保ちましょう。

 文章にすると難しく感じてしまいますが、足をしっかり回転させることが大切です。ゆっくりのジョギングから試してみて下さい。体験してみたい方は、リアルライブ見たで【Air Run TOKYO】6月1日火曜日の練習会無料体験できます。
 参加希望の方は、airrun@pss1.jp にメール下さい。
 詳細は、【Air Run TOKYO】公式サイトhttp://airruntokyo.syncl.jp/をご覧下さい。

【Air Run TOKYO】監修・ランニングアカデミー
 次回は、『ジョギングスポット』

写真:【Air Run TOKYO】練習風景

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