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日本相撲協会に衝撃! 雷親方に不倫・経費の不正計上疑惑が発覚

 野球賭博問題や八百長問題で揺れた大相撲。現在、その信頼回復、再生に臨んでいるが、思わぬところから、スキャンダルが生じた。

 9月19日発売の「週刊新潮」が、日本相撲協会の理事である元前頭・春日富士の雷(いかずち)親方(46)が、40代の女性協会職員と不倫関係にあった上、デートの場所として使ったラブホテルの領収書を協会の経費で落としたと報じた。

 昨今、力士の不祥事は少なくないが、さすがに親方、しかも理事のスキャンダルともなれば、前代未聞だ。2人とも既婚者で、報道が事実ならW不倫となる。同誌の取材に、雷親方は「1人で泊まった」とコメントしている。

 雷親方は開催中の秋場所(9月9日初日=両国国技館)を、初日から休場していることが明らかになり、北の湖理事長(元横綱)に理事の辞表を提出したが、保留となっている。相手の女性職員はすでに退職届を出しているという。

 18日にマスコミ対応した八角広報部長(元横綱・北勝海)は、「しっかり調査して報告します」と言うにとどめた。

 雷親方は96年秋場所(9月)で引退し、年寄・春日山を襲名して、春日山部屋を再興。11年4月に弟子の春日王の八百長関与が認定され、委員から主任に降格。今年1月の理事選に出馬し、初当選した。2月29日には元前頭・濱錦の引退に伴い、年寄名跡と部屋を譲渡。雷に名跡変更し、部屋付き親方として、理事職に専念していた。

 理事は会社組織でいえば、取締役的な役回り。役職は協会員の規律を正す生活指導部長、故意による無気力相撲を取り締まる観察委員長などを務め、土俵内外で規範を示す立場。その雷親方が、不倫や経費の不正計上を本当にしていたなら、しゃれにもならない。事実であるならば、協会には厳正な対応が求められる。
(落合一郎)

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