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やはり国内移籍!? メジャー入り目指した前横浜DeNA・真田が巨人復帰も

 メジャー入りを目指していた前横浜DeNAの真田裕貴投手(28)が、古巣・巨人に復帰する可能性が出てきた。

 真田は昨オフにポスティングシステム(入札制度)を利用して、メジャー移籍を目指したが入札球団はなかった。それでも、あくまでもメジャーにこだわった真田は、昨年12月16日に横浜DeNAを自由契約となりフリーの身となった。

 渡米した真田は2月10日(日本時間11日)、ロサンゼルスでトライアウトを受験。3月1日(同2日)には最終選考まで残ったドジャースのトライアウトを受けたが、不合格となっていた。

 メジャー入りがかなわなかった真田には、すでに中継ぎ強化をもくろむ巨人が接触を図っているとみられ、合意すれば4年ぶりの古巣復帰となる。

 もともと、真田のメジャー挑戦には疑問符が付いていた。そもそも、ポスティングで入札球団がなかった真田に、獲得を希望する球団が出る可能性は低かった。結果的にどこからもオファーはなく、国内移籍の道を選択するしかなかった。

 スポーツジャーナリストのA氏は、「真田がメジャーにこだわって自由契約になった時点で、こうなることは予想がつきました。マイナーならともかく、真田クラスの選手でメジャー移籍はむずかしいです。巨人に戻るのであれば、結果オーライではないでしょうか」と語る。

 真田は01年ドラフト1巡目指名で巨人に入団。1年目(02年)には6勝を挙げたが、その後、伸び悩み、08年シーズン途中に鶴岡一成捕手との交換トレードで横浜(当時)に移籍。09年からは中継ぎ専門で、3年連続で50試合以上に登板している。トレード相手の鶴岡はこのオフにFA権を行使して横浜DeNAに復帰しており、真田の巨人復帰が実現すれば、4年ぶりに両者とも元のさやに戻ることになる。
(落合一郎)

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