その中で最も知られているのが、グレイと呼ばれる宇宙人である。最近の研究ではグレイは宇宙人ではなく、探査用のアンドロイドだと言われている。
そんな宇宙人の中でも、地球人に対して非常に友好的な宇宙人がいる。それがウンモ星人である。
彼等は地球から14.5光年の辺りに存在する、ウンモ星から来ているのだと言う。彼等の星は砂漠化が進み、これ以上ウンモ星では生活することが困難だと言われている。その為に彼等は移住ができる星を探しているのだ。その一つに地球を挙げているのである。
ウンモ星人の科学力は、地球から僅か100年程度しか発達していないそうである。そしてウンモ星人の正体は昆虫のハチに酷似しており、体長は3メートルもあると言われている。その上足が8本もあるらしい。しかし、ウンモ星人は地球人に体形を変化させる術を持っており、人口僅か100万人のウンモ星人の内、既に地球で生活している者が存在しているらしい。ウンモ星人の特徴は長身であり、金髪の北欧人的な風貌をしていると言われている。
彼等は言葉を話さずに、基本的にはテレパシーで会話をするのだと言う。地球人に変化したウンモ星人は喉に発生器を入れて言葉を出すそうである。また、彼等はベジタリアンで主食は野菜であるそうだ。
彼等のUFOには底面に漢字の「王」に似たマークが入れられており、これが彼等のシンボルマークだと言われている。世に有名なUFO写真の中にも、「王」のマークが入ったUFOが知られている。だが、スペインで撮影された写真は後の調査で偽物だと証明されている。
旧ソ連のグルジア共和国では、ウンモ星人による手術が行われ、その患者はほとんど病気が治癒しているのだと言う。彼等はいきなりそれら地球人の前に姿を現し、地球人が記憶をなくしている間に手術をしているのだ思われる。その傷跡は地球人の手術とは異なり、傷跡も数日で薄くなるそうである。
更にウンモ星人は、スペインの有識者に科学論文等を書いた手紙を送っていると言う。それは俗に「ウンモ星人ユミットからの手紙」と言われており、1963年以来6000通を超える手紙が送られている。手紙にはウンモ星人のシンボルマークが入れられており、日本でも翻訳出版化されているので、気になる方は読んでみると良いだろう。
それらの手紙を貰った者の中には、その手紙を参考にした製品を作り、特許を取得した者もいるそうである。
また日本人でも少数ながら、ウンモ星人の手紙を受け取っている者がいるとのこと。更にスペインでは、ウンモ星人ユミットを名乗る者から電話を貰い、一方的に科学の話をされた者が多数存在している。
日本でも江戸時代の1803年に、今の茨城県の「はらやどり」と言う浜に漂着したUFOにも、何とウンモ星人のシンボルマークが描かれていたと言う。
我々に最も友好的だと言われているウンモ星人だが、一部の者の悪質なイタズラ説も存在する。果たして彼等の本当の目的はいかなるものだろうか。
(藤原真)