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雪だるま、都心に出現

 1月14日から16日まで、東京都千代田区の小川広場らを会場とし、「第10回神田小川町雪だるまフェア」が開催された。主催は、地元商店会らで構成される同実行委員会。

 「雪だるまフェア」は、小川広場を中心として、周辺にある靖国通り沿いの歩道や商店街で催された。雪だるまパレードや抽選会、千代田区の姉妹都市である群馬県嬬恋村の「B級グルメ」コーナーが開設されるなどし、多くの人でにぎわった。

 「雪だるまフェア」のために、嬬恋村から運ばれた雪は70トン超。

 「雪だるまフェア」期間中、小川広場が「ちびっ子雪ひろば」に様変わりし、かまくら、巨大雪すべり台、「愛の叫び台」と名づけられた雪山が出現した。

 「ちびっ子雪ひろば」につめかけた都会の子どもたちは大はしゃぎし、特に、そりを使って降りる雪すべり台や、雪の中での宝さがしゲームには、順番待ちの行列ができた。

 「雪だるまフェア」のメインイベント「雪だるまコンテスト」は、四角い雪の塊から、制限時間内に、雪だるまを完成させるというもの。

 参加チームは、雪の塊を削りながら、デコレーションをほどこしたり、服を着せたりするなどし、次々と、靖国通りに、20体を超える巨大雪だるまを出現させていった。

 完成した雪だるまは、今年の干支である「うさぎ」、小惑星探査機「はやぶさ」、チリ鉱山落盤事故で作業員を救出したカプセル「フェニックス」をテーマにした作品など多種多様。

 また、「つまごい村青年部・イケメン軍団」チーム製作による『キャベツ畑の中心で愛を叫ぶ“ぐんまちゃん”』、「神保町応援隊」チーム製作による、せなけいこさんの絵本に登場する『めがねうさぎ』など、個性豊かな雪だるまも登場。人々の目を楽しませた。

 「雪だるまコンテスト」優勝作品は、『仲間』。『仲間』は「ゲゲゲの鬼太郎」をテーマとし、合格祈願の雪玉が添えられた作品。製作は、地元の女性らで構成される「神田娘」チーム。

 16日、千代田区長らの出席のもと、小川広場で、表彰式が行われた。(竹内みちまろ)

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