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「ヲタク記者は見た!」戦国メイドカフェ築城

 時は戦国乱世。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らを歴史の陰で操り、天下を我が物とした幻の武将がいた。その名は「萌田のぷ長(もだ・のぷなが)」。彼の居城「もののぷ城」はナント現代の秋葉原にある!?

 そんなトンデモ設定で話題沸騰中なのが、先月アキバにオープンしたばかりの戦国メイドカフェ&バー「もののぷ」だ。
 若い女性の間ではいま、イケメン武将が登場するTVゲームなどをきっかけに歴史にハマる“武将萌え”がブーム。そんな時代の流れを的確に読んだメイド喫茶が、世界のサブカルチャー発信源アキバに満を持して“築城”されたのだ。
 店内に足を踏み入れれば、江戸紫の衣をまとい肩にはピンクの甲冑をつけたキュートなメイドたちが「いらっしゃいませ、お館様」とお出迎え。代表の流矢辰也さんが解説する。
 「各国の武将が萌田のぷ長様に差し出した姫たちが、上洛に訪れる武将たちを持て成すべく、もののぷ城でお給仕をするという設定なんです」
 店内の目立つところには、のぷ長様のものと思われるまっピンクの甲冑が。「これが家宝の“楯ありの鎧”です。武田信玄はウチのこれをパクッてあの“楯無の鎧”を作ったんです」と代表。

 さらに店の奥には金色に輝く豪華絢爛な茶の間がっ! これは教科書で習ったあの茶室かと思いきや「あっ、それも秀吉にパクられました」と代表。「当城自慢のVIPルーム『金の茶室』です」と胸を張るのであった。
 前田利家から差し出され城に仕える前田あずさ姫は「(イケメン戦国武将が登場するゲーム)戦国BASARAの森蘭丸が大好きっ」と武将萌えっぷり全開でお館様のお帰りを待ちわびていた。
 気になる“入城料”はチャージ料が初回500円から。通うごとに足軽組頭から征夷大将軍へと出世し、安くなっていくシステムで、秀吉がパクッた黄金のVIPルームは1時間1000円の追加料金で堪能できる。
 帰り際は「戦場へご出陣です。お館様! ご武運を」と見送られながら東京砂漠へと出陣。思わずうなった。
 「うむ、苦しゅうないゾ!」

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