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“プロレス放り出し”批判に反論 大阪・和泉市覆面市議スペル・デルフィンを直撃!

 沖縄プロレスの前社長で覆面レスラーのスペル・デルフィン氏(44)が、9月9日投票の大阪府和泉市議選で見事、初当選を果たした。ところが、その転身に思わぬ批判の声が上がっている。
 もともと、同氏は『大阪プロレス』の創始者だったが、'06年に沖縄の「ビジネスサポート事業」に選ばれ、突如、団体を売却。'08年に夫人の故郷、沖縄県で『沖縄プロレス』を旗揚げした経緯を持っている。
 そのためか、今回の政治家転身に一部からは、「コロコロと転身するヤツ」「綺麗ごとを言っているが、大阪や沖縄プロレスを投げ出して政治に逃げた」といった批判が飛び出しているのだ。
 そこで本誌はコトの真相を確かめるために、当選間もない同氏を直撃してみた。以下はその一問一答だ。

 −−主催する『沖縄プロレス』の活動停止が、政界進出の動機との批判があるが。
 「そういう声は認識している。ただ、沖縄プロレスを閉めたのは、あくまでも地元のサポート事業の契約満了によるもの。団体をクローズして、今後は故郷・和泉市に恩返しがしたい、そう考えていた時に選挙があった、ということです」

 −−議員としての自信は?
 「政治もプロレスも基本は経営。僕は経営者として失敗していないから、議員活動にも自信があります。今後は知名度をフルに活用し、青少年育成、プロ・アスリートの育成、老人福祉問題に全力で取り組みます。和泉市の知名度アップに貢献できれば、言うことはない」

 −−今後レスラー活動は?
 「セミ・リタイアです。やっても年に数回ぐらい。そもそも市会議員は片手間でやれるような仕事ではない。そんなことしたら、税金を払う市民に失礼ですよ」

 話を聞く限りデルフィン氏は、批判は承知しているものの、今や市議の道に邁進しているようなのだ。
 もっとも、同氏にはさらなる問題も浮上している。
 デルフィン氏は元岩手県議のザ・グレート・サスケと同じく、議会でもマスク着用を公言しているが、これには市議から「脱ぐべき」との声が上がっている。また、『日本維新の会』からの招集も噂され、議会関係者を当惑させているのだ。
 「関係ない。橋下さんは大阪が舞台。僕は和泉市だけを盛り上げていきます!」
 デルフィン氏はこう語るが、現役時代は空中戦が得意だった同氏にも、今や敵が少なくない。議会というリングでは、果たしてどんな闘いを見せるのか。

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