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UFC 米デビュー秋山 専用オクタゴン新設へ

 2月に米国の総合格闘技「UFC」と契約した秋山成勲=写真=が3日、都内で会見を行い、今夏に米デビューを予定していることを正式に発表した。2年間6試合の大型契約を交わし、米挑戦に向けて都内の一等地に“秋山専用オクタゴン”も新設することが明かされた。

 秋山は初陣について「7月か8月」とし、早ければ7月の100回記念興行でUFCデビューすることを示唆した。
 4・18「UFC97」(カナダ・モントリオール)では米国のファンにあいさつすることも決定。同大会ではミドル級王者アンデウソン・シウバが参戦を予定しており「ミドル級でチャンピオンとやりたい」と話す秋山にとって、格好のアピールの場が与えられることになった。

 同階級では練習をともにする日本人戦士の岡見勇信がランキング上位につけ、かつてPRIDEで活躍したヴァンダレイ・シウバも今後は階級を下げて参戦してくるうわさがある。秋山は「岡見君がチャンピオンになったら僕が挑戦したい。シウバとやりたい」と対戦を熱望した。
 準備は着々と進んでいる。秋山陣営は米挑戦に際して東京・広尾に100坪程度の練習拠点を新設する予定で、所属するクラウド秋山道場の川端一成代表は「本番にそなえて金網のリング(オクタゴン)と畳がある道場を開き、そこで練習していく」と盤石シフトを敷く。

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