search
とじる
トップ > 社会 > 女子高生のレインコート50着を盗んだ男を追送検

女子高生のレインコート50着を盗んだ男を追送検

 兵庫県警たつの署は9月11日、女子高校生らのレインコートを繰り返し盗んだとして、同県たつの市揖保川町半田のアルバイトの男(30)=窃盗罪などで起訴=を、神戸地検龍野支部に追送検した。

 同署は起訴済みの2件を含め、レインコートばかり上下計50着(計約13万4500円相当)が盗まれた窃盗被害計45件を裏付け、捜査を終えた。

 同署によると、男は「女子高生のレインコートに興味があった」と供述し、容疑を認めているという。

 送検容疑は、07年1月頃から今年5月頃までの間、同市や太子町のスーパー駐輪場などで、計43回にわたって、自転車の前かごなどにあった高校生のレインコート計約45着などを盗んだとしている。

 男は今年5月に、同市のスーパー駐輪場で11年1月、当時高校生だった女性の自転車の前かごからレインコート1着を盗んだとして、窃盗容疑で同署に逮捕された。

 一部のレインコートをインターネットオークションなどに出品し、落札者がレインコートに高校名が入っていたことから、「盗品ではないか」と学校に問い合わせ、被害が発覚した。

 男の自宅からは約50着のレインコートが見つかり、同署で余罪を追及していた。被害品の大半は女子高生のものだった。

 女子高生の制服や体操着などなら、まだ話は分かるのだが、レインコートに執着するとは、なんとも変わった趣向というしかない。
(蔵元英二)

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ