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複雑な胸中で新作のロケに臨むキムタク

 元SMAPの木村拓哉が主演し、ジャニーズ事務所の後輩にあたる嵐の二宮和也と初共演する映画「検察側の罪人」(来年公開)のロケ現場の様子を、発売中の「女性セブン」(小学館)が報じている。

 木村は殺人事件の容疑者を執拗に有罪に仕立てようとする、悪事にも手を染めるエリート検事役。今月17日、都内で木村はダークスーツにノーネクタイ、髪型はオールバックで、松重豊演じる闇社会のブローカー役とのシーンを撮影していたという。

 撮影中は張り詰めた空気だったというが、OKの声がかかると木村は急に顔を崩して笑顔に。リラックスした様子で、松重と会話していたという。

 また、二宮との共演シーンの後には、木村が食事に誘い、一緒に出かけるなど、お互い自然体で接しているというのだが…。

 「その日はたまたま機嫌が良かったのでは。キムタクは相当プレッシャーを感じているようで、眉間にしわを寄せ、不機嫌な表情のことが多く、スタッフも下手に話し掛けられないなど、あまり現場の雰囲気が良くないようだ」(映画業界関係者)

 それもそのはずか。今年4月、木村は主演映画「無限の住人」が公開され、大々的にPR活動を行ったものの、興行収入は10億円にも届かず。「大コケ」と酷評された。
 そして、タイミングの悪いことに、同作の公開直後に二宮と共演した主演作の製作が発表されてしまった。

 「W主演ではなく単独主演となったことで、キムタクが作品の“看板”を背負うことになってしまった。SMAPの解散時には“戦犯”扱いされイメージダウン。その影響でついにCMが0本になった。たまったモヤモヤのせいか、6月には運転中に追突事故を起こしてしまった。とても平常心で撮影に臨めないだろう」(芸能記者)

 映画さえ当たれば問題ないが…。

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