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本格刑事ドラマの放映で打倒テレ朝『相棒』潰しに燃える日テレ

 日テレがリベンジ宣言だ。'13年度の平均視聴率が全日帯8.1%(午前6時〜翌日午前0時)とゴールデン帯12.1%(午後7〜10時)で、NHK、民放キー局の中でそれぞれ首位になったものの、プライム帯12%(午後7〜11時)と、首位のテレ朝に0.1ポイント差で苦汁を舐めたのだ。

 そんな日テレがプライム奪還を目標にある極秘ドラマ企画を立ち上げた。
 「7月期ドラマで昨年4月に特番ドラマとして制作された『ST〜警視庁科学特捜班〜』を連ドラとして放映する予定です」(関係者)

 同作は、今野敏氏の同名小説が原作。エリートではあるが経験も浅くストレスに弱いキャリア警部・百合根友久(岡田)が、庁内のはみ出し集団「ST(科捜班)」の統括を任せられる。リーダー・赤城左門(藤原竜也)らが難事件解決に奔走するストーリー。共演は志田未来、芦名星、窪田正孝、林遣都、田中哲司、渡部篤郎らが脇を固める。日テレが本格刑事ドラマを制作する目的は、もちろん打倒『相棒』(テレ朝)。
 「プライム帯で負けた日テレが負ける礎が『相棒』。局内のドラマスタッフは表に『必勝ST』裏に『打倒!相棒』と書かれたTシャツを着用して収録に励んでいます。ちなみに制作費は一本、約5000万円。渋ちんで知られる日テレが『相棒』を倒すためならと、将来の映画化製作も視野にOKしたのです」(日テレ編成関係者)

 ドラマ『ST』のスタッフには名作『太陽にほえろ!』などのスタッフもアドバイザーとして参加するという。

 対するテレ朝も黙ってはいない。
 「『相棒』での甲斐享役の成宮寛貴を殉職させ、神戸尊役の及川光博を復活させるプランが浮上している」(制作会社事情通)

 両ドラマの対決が見ものだ。

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