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制服組の元自衛官で、現在は民間企業に勤務するA氏は話す

 「この政府機関に集められた権力は凄まじいのひと言に尽きます。これだけの権力を一箇所に集中、そしてその権限をひとりの人間に託していいものかどうか?DHSの危険性については一部の専門家の間で根強く語られています。設立から5年が経ちますが、確かに日本人にはあまりなじみのない政府機関かもしれません。郵便検閲問題やハリケーン、カトリーナなどDHSが指揮を執った災害、事件はこれまで幾つかありますが、日本ではその存在自体にスポットライトが当たることはありませんでした」
 DHSはアメリカ国内のテロ防止や自然災害への対応が目的とされている。日本人との関わりが薄いがゆえに、知名度が低いことは十分に考えられるのだが…。

 「DHSは9・11同時多発テロからわずか1年という非常に短い期間で設立、運営が開始されました。17万人の職員を要する巨大政府機関が、これだけの短時間で稼動するのはあまり現実感のある話ではありません。それ以前に、なんらかのスキームがあったと考えるのが自然ですが、今度はそのスキームがなぜ存在したのか?という疑問が残ります。DHSの存在は、アメリカに大きな影を落とす可能性があります」
 この手際の良さには、背後に大きな影の存在を感じる。この元自衛官はさらに恐るべき可能性について示唆した。
 「携帯電話の盗聴が可能なエシェロンもDHSの管轄ですし、さらに現在DHSが最も力を入れているのはインターネットのセキュリティに関するものです。アメリカ国内の安全保障が目的ですが、その実力は世界を監視することも可能。アメリカが世界覇権を標榜しようものならDHSの存在は、すぐさま市民の生活を脅かすものになるでしょう」
 経済、紛争など世界の火種はすぐにでも燃え広がりそうな気配を見せている。権力がひとりの人間の手中にある以上、ネガティブに利用する誘惑に駆られることまで防ぐのは難しいかもしれない。
 オバマ氏には、アメリカの判断が間違っていなかったことを証明するためにも、その誘惑に打ち勝ち、誤った舵(かじ)を切ることのないよう願いたい。

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