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引退試合に向け、海外合宿を張る安田忠夫に、“ぼったくり興行”との批判の声も…

 “平成の借金王”安田忠夫が、2月4日、東京・後楽園ホールで引退興行を行なうことは、リアルライブで報じた通り。

 この引退興行をプロデュースするSon God Cool(以下、SGC)によれば、安田はトレーニングのため、12月21日にマカオへ旅立ったという。マカオにはカジノがあるが、「金がないので、カジノはやりません」と語っているらしい。

 ところで、その引退興行のチケットが発売開始となったが、驚くべきはチケット料金の高さ。特別リングサイド=1万5000円、安田忠夫応援シート=1万円、アリーナ(東西)=7500円、スタンドA=5000円、スタンドB=3000円という料金設定。確かにリーズナブルな席もあるのだが、興行関係者を驚がくさせたのが、特別リングサイド=1万5000円という高値。

 通常、後楽園ホールで開催されるプロレス興行の特別リングサイト料金は、メジャー団体の新日本プロレス、プロレスリング・ノア、全日本プロレスでさえ、おおむね7000円で設定されている。安田引退興行は、その2倍以上の料金。

 プロレス興行を手掛けるベテラン・プロモーターのA氏は、「引退興行は“ご祝儀相場”的な意味もあって、多少高めの設定でもやむを得ないと思いますが、後楽園ホールのキャパシティで、この料金は高すぎです。プロレス界の信用問題にもなりかねません」と語る。

 金をかけての海外合宿に批判の声も聞こえてくる。「海外合宿を張る金があるなら、もっとチケット代を安くした方がいい」(前出のA氏)

 引退興行には、曙、高山善廣、鈴木みのるの参戦が決まり、1月中旬には対戦カードを発表するというSGC社。チケット料金に見合うカードが組めなければ、“ぼったくり興行”の印象はぬぐえなくなる。

 なお、SGC社は安田にアントニオ猪木から、大みそか「Dynamite!!」出場の打診があったことを明かした。

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