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福岡リサイクルショップ経営夫婦 周囲に不明者続出のナゾ!

 一昨年、大量殺人に発展して注目を集めた「尼崎事件」。それを髣髴させる事件が福岡で発生し、謎が深まっている。
 社会部記者がこう語る。
 「事件は、4月11日に福岡県警捜査一課と筑後署が、同県筑後市のリサイクルショップ経営者・中尾伸也(47)と妻の知佐(45)を窃盗容疑で逮捕したことが発端。2人は知人男性名義のキャッシュカードを3枚偽造。'07年10月から'13年11月にかけて八女市のATMから10数回にわたり53万円を引き出していたが、周辺に数人の行方不明者がいるとの噂があり、県警が強制捜査に着手したのです」

 県警は4月11日から警察官を大量増員し、中尾容疑者が経営するリサイクルショップや自宅、両親の自宅などを家宅捜索。警察犬を動員し、リサイクルショップの庭を掘り返すなど、「明らかに遺体の発見を想定した捜索を行っている」(同)のだ。
 もっとも、県警がここまで大規模な捜索を開始したのには、理由があるという。
 「実は、中尾夫妻周辺に行方不明者がいるとの疑惑は、昨年地元紙が報じているのです。捜索は、『容疑者の中学生になる娘が行方不明』との噂を受けて行われたものだが、娘の無事は確認された。ただ、一方で中尾容疑者が福岡で金融業を始めた時に一緒に商売をしていた50代の男性やその親族、店の従業員3人の行方がわからなくなっているという。県警は捜索と同時に、その確認を急いでいるのです」(地元紙記者)

 また、県警が動いた裏には、さらに別の理由も存在するという。それが、中尾容疑者が抱えていた多額の借金なのである。
 「'04年に両親が商売に失敗して多額の負債を背負い、中尾容疑者もかなりの負債を負ったという。両親の家は競売に掛けられ、それを親戚が落札。現在はこの親戚が両親から家賃を取って貸している状態です。多額の借金を抱え、金融業、リサイクルショップと事業をする中で挽回を図ってきたが、ここ3年間は再び多額の借金を抱えたという。その過程で何人かの行方不明者が出ているのです」(中尾容疑者の知人)

 警察は当面、行方不明者の発見に全力を挙げる方針だが、真相の解明はいつになるのか。

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